岡山県立中学校入試情報

2024年1月19日岡山校

 岡山県内には県立中学校が4校あります。岡山操山中学校、倉敷天城中学校、岡山大安寺中等教育学校、津山中学校です。いずれの中学校も高い人気を維持していますので、入学までの道のりは簡単とは言えないでしょう。

 まずは、各中学校の特色を見ていきましょう。%e5%ad%a6%e6%a0%a1

 


 特色のある教育
★岡山県立岡山操山中学校★
目指す生徒像:
 ①日本や国際社会の未来を切り開く高い志を持った生徒
 ②主体的に学び、考える確かな学力を持った生徒
 ③互いに認め、ともに高め合う意欲あふれる生徒
特色ある教育「未来航路プロジェクト」「コミュニケーション」

★岡山県立倉敷天城中学校★
目指す生徒像:
 ①21世紀の社会を各分野で主体的に担っていく生徒
 ②国際社会で活躍できる知的バランスのとれた生徒
 ③自分を律し他を尊重できる意欲あふれた生徒
特色ある教育「サイエンス」「グローバル」「AMAKI学」

★岡山県立岡山大安寺中等教育学校★
目指す生徒像:
 ①パイオニア精神を持って自らの進路を切り拓く生徒
 ②自他を敬愛する心や強調の精神を持って社会に貢献する生徒
 ③自立心を持って国際社会を生き抜く生徒
特色ある教育「スピーキングイングリッシュ」「コミュニケーション」「探究の科学」

★岡山県立津山中学校★
目指す生徒像:
 ①人間形成:自己の未来を切り拓く生徒
 ②真理追究:生涯を通して真理を追究する生徒
 ③社会貢献:郷土の発展に貢献する生徒
特色ある教育「サイエンス探究基礎」「十六夜プロジェクト」「イングリッシュロード」

 いずれの中学校も「国際社会で活躍できるリーダーの育成」が求める生徒像の中心にあると言えます。その中で、英語に力を入れる岡山操山・岡山大安寺・津山、理系に力を入れる倉敷天城と思われがちですが、どの中学でもまんべんなく学習していきますので、視野を広く持って志望校を選ぶことが大切になります。


 次に、倍率や選抜方法などをご紹介します。%e6%95%99%e5%ae%a4

 



 各中学校の倍率の変化

 学校  (定員) 201120122013201420152016
 岡山操山  (120) 5.74.7  4.64.3 4.4 3.7
 倉敷天城  (120) 4.53.93.83.53.03.0
 岡山大安寺 (160)5.04.84.54.83.94.0
 津山    (60) - 3.82.7



 このように、倍率は徐々に落ち着いてきてはいますが、例年3~4倍という高い倍率になっています。これは今後も大きく変化することはないと考えられます。


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 県立中学校の選抜の方法
適性検査Ⅰ身のまわりの事象や自然の現象等を題材としたもの(理系)
適性検査Ⅱ日常生活や社会的事象に関する文章や資料等を題材としたもの(文系)
集団面接   :志願者の意欲や適性等を多面的に見る

 合否については、適性検査・面接・小学校の内申書を総合して判断されます。
 適性検査の過去問題は各中学校のホームページに掲載されています。ご覧になるとお分かりだと思いますが、小学校の教科書の応用問題や自分の意見をまとめる問題など、大人でも頭を悩ませるような内容が出題されています。

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 KLCセミナーでの学び Q&A
Q1.中学受験対策はいつからはじめるのがいいのですか?
A1.
 KLCセミナーでは
   小学4年生まで=受験準備クラス,小学5年生から=進学クラス / 受験クラス
としております。
 受験勉強が本格化する小学5年生までに授業態度はもちろんのこと、ノートのとり方、宿題のやり方、間違えた問題の直し方など、基本的な学習態度を身につけていただくことがとても重要と考えております。受験勉強が本格化すると、学習態度を身につけながら難しい勉強も進めることになり、お子様にとって大きな負担となる場合もございます。受験をお考えの方は、小学4年生までのご入塾をお勧めいたします。

Q2.県立中学校に合格するためには、どのような勉強が必要ですか?
A2.
 県立中学校では、適性検査Ⅰ(理系)・適性検査Ⅱ(文系)という総合的な問題が出題されます。しかしそれを解くには、算数・国語・理科・社会の基礎知識が欠かせません。KLCセミナーでは、まずは4教科の力をしっかり身につけていただくこと必要だと考えております。

Q3.適性検査型の授業は、いつから始まりますか?
A3.
 適性検査型の授業は小学6年生からスタートします。算数・国語・理科・社会の基礎学力がついてからでないと、総合的な学習を進めることは難しいと考えているからです。小学5年生までに基礎学力の定着を目指しましょう。

Q4.面接練習はしてもらえますか?
A4.
 小学6年生の秋からは面接練習も行います。各校舎で行うだけでなく、KLCセミナー全校舎の受験生が集まっての合同面接練習会も開催しております。毎年、受験生に「合同面接練習会が一番緊張した」「練習したから本番の面接は楽だった」と好評を頂いております。

Q5.進路などの相談にはのってもらえますか?
A5.
 年3回、個別保護者面談を実施しております。その際には、お子様の学習状況や今後の指導方針とともに、小学校の内申点についてもお話させていただいており、適性検査・面接・小学校の内申書全般についての総合指導を行っております。
 また、お悩み事などがあれば随時個別面談や電話面談なども行っておりますので、ご遠慮なくご相談いただける体制が整っております。

Q6.中学進学後はどのようなコースがありますか?
A6.
 標準クラス、発展クラス、速習クラス(SACクラス)、個別指導とさまざまなコースでお子様の中学での勉強を支えていきます。中学合格をゴールとする指導は行っておりません。




 KLCセミナーでの学習の最終目標は大学合格にあり、中学受験はその通過点の一つと考えております。特に、大学入試改革によって必要とされるのは「思考力・判断力・記述力」などの答えが一つに定まらない問題に解答を見出していくために必要な諸能力であり、まさに適性検査型の勉強が今後はますます重要となってくると考えられています。KLCセミナーでは、大学入試に必要な学力を視野に入れた指導体制で、お子様の成長の手助けをしてまいります。