理科が好きになるには

2016年5月25日芳泉校

 中学生の生徒と話していると、理科が苦手、理科が嫌い・・・という話を聞くことが
あります。確かにイメージしにくい分野も多く、難しく感じることもあるでしょう。
では、どうすれば理科が好きになるのか。今日は3つのポイントを挙げたいと思います。

①得意な分野を一つ作る。
 中学生の理科は、1年間に物理・化学・生物・地学の4分野の基礎を少しずつ
学習していきます。様々な分野の単元を学習するので、何か一つ得意なところを
作ると、そこから他の分野への学習意欲が高まってくるでしょう。今、学校で習って
いるところが好きになれない人も、それで諦めてしまうのではなく、新しい単元を
習うときには、気持ちをリセットして取り組んでみてください。

②自分で絵やイラストを描いてみる。
 私の授業では、よく絵やイラストを使います(生徒は失笑・・・)。
実際に手を動かすことでよく覚えますし、様々な色を使ってきれいに描く生徒も
います。そして、そうやって描いた図や実験はなかなか忘れません。
ぜひ、教科書の絵や実験を自分で描いてみてください。

③疑問をもつ。
 難しい疑問を持つ必要はありません。日頃使っている家電製品のこと、天気のこと、ニュースで気になったこと、毎日食べている食品のことなど「どうして?」と思うことを
聞いたり、調べてみましょう。きっとおもしろい発見があると思いますよ。

 中学生で学習する理科は、それぞれの分野の入り口です。好きな分野は高校で
より深く学んでいきます。今はあまり難しく考えず、「私はどの分野が好きかな」など
考えながら学習するのも大切だと思います。

芳泉校 松浦