1あたり量(単位あたり量)★第2回★

2021年5月9日岡山校

その3 距離を分ける問題(未習)

1000m離れた学校に行くのに、歩きやのりものなど、

いろんな方法を試してみようという問題を考えます。

ところで、学校に行くときに大切なことは?

そう「遅刻しない」こと!(^ ^)

8時30分が学校の始業時間で、今は8時です。

さあ、どうしよう。。

            

(1)車で送ってもらうと、2分で着きます。

   まず、8時に出発して2分かかるとすると、

   学校につく時刻は

   8時+2分=8時2分なので、遅刻はしない。

   車は1000mの距離を2分で行くのだから

   1000m÷2分=500m/分

   (「ごひゃくめーとるまいふんと読む↑)

   つまり1分間あたり500mずつ進んでいる

(2)自転車に乗っていくと、8分で着きます。

   まず、8時に出発して8分かかるとすると、

   学校につく時刻は

   8時+8分=8時8分なので、遅刻はしない。

   自転車は1000mの距離を8分で行くのだから

   1000m÷8分=125m/分

   (「ひゃくにじゅうごめーとるまいふんと読む↑)

   つまり1分間あたり125mずつ進んでいる

(3)歩いていくと、20分で着きます。

   まず、8時に出発して20分かかるとすると、

   学校につく時刻は

   8時+20分=8時20分なので、遅刻はしない。

   歩きでは1000mの距離を20分で行くのだから

   1000m÷20分=50m/分

   (「ごじゅうめーとるまいふんと読む↑)

   つまり1分間あたり50mずつ進んでいる

(4)小さな弟のお気に入りの子供用自動車に

   乗っていくと、100分かかります。

   まず、8時に出発して100分かかるとすると、

   学校につく時刻は

   8時+100分

   =8時+1時間40分

   =9時40分なので、大遅刻だ!!

   これは完全に怒られるパターンや!!

   しかも帰ったらのりものをとりあげられた弟が

   泣いていて・・・母ちゃんにもしかられる・・・

   えらいこっちゃ!!(>_<)

   1000mの距離を100分で行くのだから

   1000m÷100分=10m/分

   (「じゅうめーとるまいふんと読む↑)

   つまり1分間あたり10mずつ進んでいる

            

ところで、この「m/分」(メートル毎分)って何なの?

というと、のりものの(もしくは歩く)スピード(速さ)

なのですよ。

            

そう、「/分(まいふん)」の数字が一番大きいのが

速いのりもの、ということなのです。

(1)車      500m/分

(2)自転車    125m/分

(3)歩き      50m/分

(4)子供用自動車  10m/分

一番速いのは、(1)の車ということになるし、

一番遅いのは、(4)の子供用自動車になるよね。

            

さあ、まとめです!