旅人の話/新しい環境にのぞむ君へ

庭瀬校

こんにちは。前です。

さて今回は4月から新しい環境にのぞむ人たちへのエール(応援歌)をお送りします。期待半分、不安半分で胸高鳴る日々なのでは。



↓ こんな話しがあります。↓
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【旅人の話】

ある町がありました。

一人の旅人がその町にやってきました。
町の入り口の門のところに一人の老人が座っていました。


旅人は聞きます。
「おじいさん、この町はどんな町?」

答える前におじいさんは聞きます。
「あなたがいままでいた町はどんな町でしたか?」

旅人は答えました。
「いやあ、前にいた町は嫌な人ばかりでろくな町じゃなかったよ」

「そうですか、この町もあなたが前にいた町と同じ町です」



また別の日に別の旅人がやってくる。

「おじいさん、この町はいったいどんな町ですか?」

おじいさんは同じように聞く。
「あなたがいた町はどんな町でしたか?」


「私がいままでいた町はすばらしい町で、人々は親切で、あんなによい町はありませんでした」

「そうですか。この町もあなたが前にいた町と同じ町です」


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これは昔からある有名な逸です。

この逸が教えてくれるのは、
環境というものはその人の心が決める」ということです。
環境に左右されるのではなく、良い環境をつくれる人間になりたいものです。
<引用出典>『小さな人生論ノート』藤尾秀昭・著、致知出版社・発行

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・・・そう、私たちはみな旅人です。

どんな環境、どんな人たちに囲まれようと、何と言っても大事なのはやっぱり自分なんです。
主体的に自らの目標や意思を持って生きること。これこそが大切です。
人と自分を比べたり、人の言動に動揺したり右往左往する必要なんてどこにもないのです。



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結局、どのような心を作り、どのような思いを抱くかが、
その人を取り囲む環境、関係性、ひいては人生を作っていくのです。


の通りです。


春から新しい環境に飛び込むあなたを心から応援しています。
しっかりと地面を踏みしめて立ち、志を胸に、歩いて行こうじゃありませんか。

※庭瀬校は毎週金曜日にブログを更新しています。

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