待降節

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今日から12月ですね。12月と言えば、クリスマスを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

私たち日本人にとって、クリスマスは12月24日・25日の2日間だけで、26日にはお正月のムードになってしまいます。

キリスト教の世界では、クリスマスの4週前からがクリスマスの準備期間になり、今年は明日12月2日から始まります。この期間を待降節といいます。

さて、クリスマスはイエス・キリストが誕生した日とされていますが、実際には不明です。「え?」と思うかもしれませんが、本当です。

昔、ミトラ教という太陽を崇める宗教がありました。12月25日はミトラ教のお祝いの日でしたが、ローマ帝国がキリスト教を国教とすると、その日がイエス・キリストの誕生日となったのです。

この季節になると、いろんなところでクリスマスの飾りを目にするようになりました。これを見ると、趣旨は大きく異なりますが、日本は他の国の文化を自分の文化に取り入れるのが非常に上手だなといつも関心しています。

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