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誠に日に新たに、日々新たに、また日に新たに

昨日の夕方、中学準備講座の前のことです。
入試が先週末に終わったばかりの小学6年生のある女子生徒に
「受験終わってほっとして気が抜けたんじゃない?」って聞いたら、

「いえ。これまでと変わりません
(ニコキッパリ!)」

と0.5秒で即答され、大変感服しました。
さすが!!! KLCの生徒はここが違う!!!

何というか、燃え尽きないのです。モチベーションが燃え続けている。

下の写真は、今週から始まった小6の中学準備講座の様子です。
小6生が2クラスに分かれて、全員出席で中学内容の勉強をスタートさせました。

今日はそんな<日々の気持ちの持ち方>について少し。

紀元前1700年ころ、今から約3700年前。
日本は縄文時代でようやく農村らしきものが出来始めた頃ですが、その頃中国には殷(いん)という国家がありました。考古学上確認されている中国最古の王朝だそうです。
(ジャンプに『封神演義』ってマンガありますよね。あれはこの「殷」(いん)の時代の最後が舞台となっています。)

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さてこの国(「殷」いん)を作った初代王の湯王(とうおう)という人は、毎朝顔を洗う洗面器(多分石で出来ていた)の底に次のような言葉を彫って、毎朝眺めていたそうです。

『苟日新、日日新、又日新』

読み方は『まことに日に新たに、日々新たに、また日に新たなり』

その意味は、
物事に対する心構え・覚悟は、今日新たにして、その次の日もまたその次の日も新たにして、さらにまたその次の日も新たにして心に刻んでいかねばならない。
といったところです。

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湯王の場合は、国を作っていく政治についての心構えのことを言ったのでしょうが、私たちにおきかえると、仕事や勉強、あるいはスポーツなどなど・・・それらに対して、毎日毎朝気持ちを新たにして「よっしゃ!」と臨まないと、惰性に流されて、ついつい適当になってしまうことって結構あるんじゃないかと思います。

今日は、新しい一日!
朝、身体を洗い身を清めるように自分自身の心も洗い清めて、
昨日までの悪い習慣や、やらなきゃいけないけどできなかったことを反省し、新しい自分になる。

それを、日々繰り返し、何度も新しい自分になる。
決して油断せずに、丁寧に毎日を過ごす。

忙しさに心を奪われてしまうとつい、過去のしがらみや、昨日起きた問題等で、朝から縛られてしまいます。
でも、顔を洗う時に、自分の顔を見て「今日が新しい一日!」だと思えば、どれだけ心が清らかになるでしょうか。

そんな毎日を送り、日々成長していきたいものですね。

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(最後にちょっと小ネタ)
○みなさんの学校には二宮金次郎の銅像があるでしょう?
背中に重い荷物を背負って仕事しながら本を読んでいる、勤勉と努力の象徴・二宮金次郎です。
その二宮金次郎が手に持っている本は「大学」(だいがく)という本なのですが、この本の冒頭一番最初に出てくるのが湯王のこのエピソードなんですよ。

○明治維新の「維新」は「維(こ)れ新たに」という意味で、この句が元になっているそうです。
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では!          庭瀬校 前