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3学期学年末テストの攻略【中1・中2社会】

今回は、短時間でできる、歴史の用語の覚え方について、説明します。

歴史の覚え方は、中1で習う室町時代も、中2で習う明治時代や大正時代も変わりませんので、みなさん、参考にして下さい。

ワークのこんなページを見たことがありますか?

一問一答の問題です。

今回は、これを使って覚えていきます。

1)解答を漢字で書きます。

2)〇つけと直しをします。

実質ここからスタートです!

3)解答を見て、問題文を声に出して読んでいきます。←ポイント!!

 例)①の建武の新政をいう解答をみて、「後醍醐天皇が始めた天皇中心の新しい政治」と言えたら、OKです。

 

用語だけの暗記は意味を成しません。

まずは、用語の説明から覚えるのが大切です!!書くと時間がかかるので、声に出しましょう!!

4)3)を繰り返します。

5)用語の説明が出来るようになったら、今度は、解答を隠して、問題文を読んで、解答を声に出して読んでいきます。

6)5)を繰り返します。

7)解答が言えるようになったら、最後に解答を書いていきます。なお、書けなかった解答の問題番号に印をつけておきます。

 

これで終わりです。なお、印のついたところは、テストの直前に見直しをして下さい。

繰り返しになりますが、ポイントは「用語の説明を読む」ことです。

教科書やワークをしっかり読んで、理解することが学習の基本ですが、情報量が多いので、歴史が苦手な人にとっては大変です。その点、今回の方法であれば、覚えられる用語の数は限定されますが、教科書やワークを読むより、覚えやすいと思います。

ただし、実行するにあたっての注意点が一つあります。それは、「テスト勉強、もしくは提出物に取り掛かる、一番初めにこれをする」ということです。

テストの直前にすることではありません。

大切なのは、正確な知識を身につけてから、問題に取り組むことです。正確な知識がないまま問題集を解いても、力はつきません。

まずすべきことは、正確な知識を身につけておくことです!!

提出物に取り組む際は、まず正確な知識を身につけてから、提出物に取り掛かりましょう。

ただし、問題集を解く前に、すでに正確な知識を身につけておけば、それが最も早くテスト勉強が出来ます。問題集を解いて直しをすればいいので・・・

そのためには、授業をしっかり聞いておくことも大切になりますよね。

歴史の暗記の仕方② 暇つぶしに暗記でも・・・

先週、暗記の仕方について書きましたが、今日はその続き・・・

みなさんは、授業の間など、少しの休憩時間、何をしていますか?
机に突っ伏して寝てたりしませんか?
そんな時間を有効に使って暗記をしてみませんか?

で、何をするかというと、
①毎回テーマを決めます。たとえば、今日は「江戸時代の貿易」・・・
②テーマに関する用語をひとつ頭の中で浮かべます。できれば、時代の最初の用語がやりやすいです。たとえば、「徳川家康」
③その後は、最初に出てきた用語に関する語を頭の中で次々と浮かべます。たとえば「朱印状」→「日本町」→でも「鎖国」→「出島」→「オランダ」 のように・・・
④つまづいてしまったら、時代別に整理したノートに書き加えます。

なお、慣れてくれば、先ほどの例で言うと、オランダから→「ポルダー」「施設園芸農業」→「燃料必要だ」→「燃料代あがると経営しんどい」→「原子力発電や火力発電の問題点」など、脱線することで歴史以外の用語も確認できます。もちろん、脱線せずに、「出島」→「徳川家康」→「参勤交代」→「厳しく大名を取り締まる」→「牢人増える」→「文治政治」→「徳川綱吉」・・・とひたすらできます。

実はこれも勉強。暇つぶしにもなるし、用語も覚えられるし、一石二鳥です。

ぜひ、試してみて下さい。

大元校 郷原