テストの取り組み方
みなさんこんにちは。
芳泉校の安田です。
先日芳泉校にて志望校判定テストの試験監督をする機会が
ありましたが、生徒が試験に取り組む様子を見て
思うところがあったので本日はそれについて話をします。
試験監督をしていると、試験が終わる10‐15分くらい前になると
何もせずに時計のほうを眺めて,見直しをしない生徒が
数人います。その後彼らの答案を試験後に見ると
空欄になっている箇所がいくつかあったりします。
そんな答案をみると私は悲しくなります。「どうして1点でも
多く点を取ろうという気にならないのか」と。
例えば、あなたが試験で都道府県名を書く問題を見たとします。
その問題を読んだあなたは答えがわかりませんでした。
しかし、解答欄には「 県」と書いてあるのでその時点で
47都道府県から京都府/大阪府/北海道/東京都は選択肢から外れて
知っている県を書けば1/43の確率で当たるはずです。岡山県民
の皆さんが岡山県が答えになるような問題で悩んだり
しないとすると、1/42≒2.4%程度で解答があたることとなります。
この1問だけでみると確率が低そうに見えますが、同様の問題
が10問あったとして少なくとも1問正解になる確率は約21%にも
なります。これってかなり大きく感じられませんか?
「偶然にも」得られたその1点2点が皆さんの試験や入試本番
での命運を分けることも十分に考えられますので、普段から
1点でも多く取ろうとする姿勢を持ってほしいと思うのです。
試験を受けるまでは必死に勉強して解答できない問題を1問でも
減らしてほしいのですが、いざ試験となるとそういった問題が
出てくることも考えられます。わからない問題に何も解答を
書かなければ確実に0点ですが、解答を書けばそれがあなたを
救う1点となる可能性もあるのです。
空欄の解答箇所を無くしてまだ時間があれば、既に解答した箇所
の見直しを必ず行ってください。特に数学や理科では難易度の
低い問題でさえ常に計算間違いの可能性が付きまといます。
普段から問題を解いた後には検算をする癖をつけましょう。
検算のやりやすい方法やコツなどが気になる方は
是非芳泉校の先生に質問してください!!!
このブログを読んだ皆さんが試験中は最後の一分一秒まで
粘り強く点数を稼ごうとする姿勢を貫いてくれることを
期待しています。
芳泉校 安田より