グチ・弱気禁物!前向き言葉が脳のパフォーマンスを高める!

倉敷校

IMG_3302こんにちは!
岡山イオンそばのKLC看板、見ましたか?
「がむしゃらに学べ 君だけのステージへ」と書いてあります。
元気が出るいい言葉ですね~。

さて、寒い日が続きますがみなさん頑張っていますね?
受験生(小6、中3、高3)はとりわけだと思います。
ただ、、、受験本番まで日にちが迫ってきて、あせる気持ちや不安な気持ちがわいている子もいることでしょう。睡眠不足や疲れもたまっている子もいると思います。

そんな時、ついつい「ムリだ」「ツライ」といったグチをこぼしたくなるものです。
実際校舎でもそんな声がチラホラ聞こえることがあります。

今日ご紹介するのは、
<否定的な言葉は脳の働きを低下させてしまう>
という怖ーいお話。
 
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1:グチは脳の活動を悪くする

 「難しい!」「無理かも・・・」という否定的な言葉。
確かに、頑張っているからこそ、そんなグチをこぼしたくなるのも無理もありません。気持ちは痛いほど分かります。

「グチでも言わないとやっていられない」
「グチを言うことでストレスを発散させているのだ」
と言う人も多いのですが、
実はグチは脳のパフォーマンスを落としてしまい、
解ける問題も解けなくしてしまうことがあるのです。


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2:脳の仕組みとは

 脳の研究の第一人者である日本大学大学院、総合科学研究科の林教授は脳の仕組みについて次のように説明しています。

(1) A10神経群
脳には感情を作り出す「A10神経群」というものがあるそうです。
このA10神経群の役割は情報に感情のレッテルを貼ることです。

(2)情報に対するレッテルの貼り付け
人が「この問題は解決するのが難しい」と考えると、A10神経群は「問題の解決」という情報にマイナスのレッテルを貼ってしまうのです。

(3)レッテルとパフォーマンス(脳のはたらき)
脳はマイナスのレッテルを貼られた情報に関して積極的に働かなくなってしまいます。
そのため難しいと感じた問題に対しては思考や理解が深まらず、対策や解法がまとまりにくくなるのです。
「これは難しい」とグチをこぼしていると、脳のA10神経群が
この問題は嫌いであり避けたい!」というレッテルを貼ってしまいます。
そのため考えても考えても思考がまとまらず、
「やはり解く/解決するのは難しいのだ」と脳が判断し、思考停止状態に陥ってしまうのです。

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3:前向きな言葉が脳を活性化する
林教授は日本大学医学部板橋病院で救命救急センターを立ち上げた時に医師や看護師に「難しいとか疲れたなど、否定的な言葉を一切使わない」ことを課したそうです。

救命救急センターでは徹夜で手術をした後に、心肺停止や瞳孔が開いた緊急の患者が運ばれて来るなど、食事も睡眠も取れない過酷な状況が日常です。

この過酷な状況の中で林教授率いるセンターでは、瞳孔が開いた患者の約4割という非常に高い確率で患者の社会復帰を成功させたそうです。
そしてそれは、この「否定的な言葉を使わない」ことが影響していると林教授は述べています。


このように脳のパフォーマンスを考えた場合、大きな問題に直面した時は、「難しい」「ツライ」といった否定的な言葉は封印して、

「問題は手ごわいけど、
 最高の解決策を考えてみよう!」

「挑戦しがいのある問題だ!」
と前向きにとらえて、

「必ず解決できる!」
「必ずうまくできる!」

と考えることが、ものすごく、とてもとても大切です。

無理やり言葉にしてみるだけでもいいのです。口にすることで思考も前向きになってきます。

A10神経群が「必ずできる!」とプラスのレッテルを貼れば、脳は積極的に働き始めて思考力が深まり、良い対策=解き方を見つけ出すことができるようになるのだそうです。


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体調が優れなかったり、疲れがたまっている時はどうしても、マイナスの思考に陥りやすくなります。

 そんな時こそ、

<<前向きな思考・言葉が、
    脳のはたらきを高める!!>>


これを思い出してください!
苦しい時こそ、前向きな思考で行きましょう!
自ずとそこに活路が生まれ、自分の実力を十分に発揮して、良い結果をたぐり寄せることができるでしょう。

では!
                  倉敷校/前