空海の言葉・・・あふれる真理に気づくか気づかないか

2018年11月11日倉敷校

受験生のみなさん、だんだんと本番が迫ってきてプレッシャーも大きくなってきていると思います。
「あーもう大変!」とか「分からない!」とか「もうムリ!」 ・・・
と叫びたくなる気持ちも分からないでもありません。

そんな中、同じ教科書に触れて、同じ授業を受けても、
そこから学び伸びる人と逆に学べない人がいます。
・・・不思議ですよね。

今日はこのことに関する、歴史上の偉人・空海(弘法大師)の言葉をご紹介します。 ==========================================

『医王(いおう)の目には、
途(みち)に触れて皆 薬なり。
解宝(げほう)の人は、
鉱石(こうしゃく)を宝と見る』

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名医は道を歩くだけでも、目に入る路傍の草や花の中から薬草を見つけ、
宝石を見抜く目を持った人は、普通の石ころの中から宝を見つけ出す・・・
というのです。

「別に私、名医でもないし、宝を見分けられる人でもないし・・・」 なんて言わないでくださいね。
ポイントはそこではありません。

自分が、 触れている、 出会っている、 見聞きしている、 あらゆるものにすばらしい価値があり、学び、自分を成長させる糧となる。 このことに気づき、そこから学ぼう、つかもうとするかどうか・・・・・・。
学ぶ気になれば、どこからでも、何からでも学ぶことができる。
逆に、「よし吸収しよう!」と思わない限りは、何を聞いても何を見ても自分の中には入ってこないということです。

「自ら吸収しようとするかどうか」

これこそが、成長、人生成功の秘訣、幸せになる法則だと、 はるか昔、空海さんはおっしゃったのではないでしょうか。

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世の中の多くの人は(私も含めて)、
「自分は○○のことをちゃんと分かっている」
「自分の考えであっている」
と思いこんでしまいがちなものです。

しかし実際は、ありがたい教えやアドバイスに触れても、
「いや自分はそうは思わない」 とか
「自分にはムリ、できないです」 と言って、
変化することを嫌う人は多いものです・・・。

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環境をどう受け止めるか、周囲から何を学び取るか、
すべては自分次第ということです。

目を凝らしてもう一度周囲を見てみてください。
あなたが触れているものには、まだまだ学び吸収できる点があるはずです。必ず。
せっかく塾にきて時間を過ごすのです。
最後の1分、1秒まで超集中して、吸収して前向きに自分を成長させていきましょう!!
応援しています!

        倉敷校・前