理科実験 その③  中学生篇

御南校

こんにちは!

御南校の竹本です。

🔬理科実験も第3回を迎えました。

今回は中学生と小学生で異なる実験をしました。

中学生は水の電気分解

小学生はスライム作りに挑戦しました!!

水の電気分解では、中学生理科では必須の内容を実験を通じて学んでいきました。

↑↑↑上田先生が、水の電気分解の仕組みや必要となる化学反応式の説明をされました。

どの内容も高校受験では必須の内容のため、みんな真剣に聞いています。

~実験スタート~

↑↑↑今回の実験で使用する道具たち

↑↑↑まずは、水に硫酸ナトリウムを混ぜていきます。

硫酸ナトリウムは乾燥剤や洗濯洗剤などに使用される物質です。

純粋な水では電流が流れにくいため、電解質として硫酸ナトリウムを加えます。

※電解質とは水に溶けると電気を通す物質です。

電解質は水中ではイオンとなり、電気を通すようになります。

↑↑↑そこにBTB溶液を加えます。水の電気分解の様子を視覚化するためです。

※BTB溶液は水溶液の性質を調べるときに使用する指示薬です。

水溶液の性質によって色が変化します。

水溶液が酸性なら黄色、中性なら緑色、アルカリ性なら青色という具合に色が変化します。

画像では水溶液は緑色なので、この水溶液は中性といえます。

↑↑↑次に炭素棒と穴あき試験管を組み合わせます。折れたら実験ができません😵

炭素棒が折れないように慎重に試験管に入れていきます。

↑↑↑試験管の中に水溶液を入れていきます。スポイトを使って慎重に入れていきます!!

↑↑↑準備完了!!😁電池につないで水溶液の色の変化を見ていきます。

↑↑↑電池に繋ぎました。まだ変化は見られません。

しかし、暫く様子をみると、、、、

↑↑↑試験管の中で泡を出しながら、色が変化していきました。

左の試験管は黄色に、右の試験管は青色に変化していきました!!

つまり、左の試験管は酸性の液体、右の試験管はアルカリ性の液体だとわかります。

生徒からは、「すごーい!!」「めっちゃ色変わる!!」という声が聞こえ盛り上がりました。

水に電気を流すと水が酸素と水素に分解されます。

~実験はいよいよ最終段階へ~

電気によって水素と酸素に分かれ色の変化した試験管にLEDをつなげると光るのかという実験です。

つなげた様子がこちら

↑↑↑ちゃんとLEDが光っています。実験成功です!!

水素と酸素を化合させ水を作る中で発生する電気エネルギーによってLEDが光っています。

この仕組みを利用したものを燃料電池いいます。

※燃料電池は長い時間電気を取り出すことができるうえ、有害物質を発生させることが少ないので

環境にやさしい電力源として注目されています。

生徒たちは、いままで教科書でしか見たことのない実験を実際に自分の手で行うことで、

より深く学んでいる様子でした。「実際にやったほうが分かりやすい」「理科に興味が沸いた」という

声が聞こえてきました。

中学生篇はここまでです。

小学生篇も投稿しますので、そちらも是非ご覧ください!!

御南/竹本