指!指!指~!!
、、、とある日の授業での出来事。
「うわっ!指切れた!」
プリントのすみで突然指を切ってしまった生徒が声を上げた。
「あらま~、お大事に~。」
生徒を心配して温かい言葉を投げかける男。
「もうだめかもしれん。」
切れた指先を、顔をゆがめてじっと見つめる生徒。
「大丈夫。10日も経てば切れたことすら記憶にないよ~お大事に。」
男は生徒の返事を待たず、温かい言葉を畳みかける。
「切れたことは忘れても、授業で学んだことは忘れないでねぇ~!!」
こんにちは、上田です。
皆さんもプリントや本など、紙で手を切った経験がありますよね?地味に痛いあれです。
今回の生徒のケースでは、表面の皮が若干切れただけで全く出血もなく、大事には至りませんでした。(それが分かっていたからあんなことが言えたんですけどね!笑)
ところで皆さんは、指先をざっくりと切ってしまった時の止血法をご存じですか?
傷口を強く圧迫するのも1つの手ですが、あまりグリグリ押しすぎると、傷口を塞ぐために凝集した血小板(かさぶたのもとになるもの)をはがしてしまい、逆効果になることがあります。
あまり知られていませんが、指の側面には動脈が通っています。
なので、指先からの出血時にはその動脈を遮断してあげると止血できます。
両サイドから指の付け根を強くつまみ、少し引っ張るようにするのがコツです。
(きず口を心臓より高い位置にすることをお忘れなく)
運悪く出血しちゃった時は試してみてくださいね!
何事も 実践・あ・る・の・み・でっす!!👍
ちなみに、自分の指の血管を見たい人は、暗い部屋でスマートフォンのライトを起動させ、指に押し当ててみてください!こんな感じで観察できますよ~!(-ω-)/
現場からは以上です!
御南校/上田