小学生がディベートを学ぶ意義とは?

2024年5月15日岡山校,ブログ,大元校,芳泉校,庭瀬校,御南校,倉敷校,大高校


小学生がディベートを学ぶ意義とは?

こんにちは。

今回は、KLCセミナーで行っている小学6年生の国語の授業の一環で取り組んでいる「ディベート」についてお話しさせていただきます。ディベートと聞くと、少し難しそうに感じるかもしれませんが、実は…子どもたちにとって、とても楽しく、そして成長のチャンスがたくさん詰まった活動なんです!

ディベートって何?

ディベートとは、あるテーマについて賛成と反対に分かれ、それぞれの立場で意見を出し合う議論のことです。私たちの授業では、子どもたちが自分の考えをしっかりと伝える力、相手の意見を尊重しながら反論する力を身につけることを目指しています。

ディベートの楽しさ

まず、ディベートは単純に楽しいです。今回行ったテーマは「給食を廃止するべきだ!」でした。給食が大好きな生徒が賛成側になってしまい、戸惑う姿などを見ることができました。子ども達も、普段の授業では聞いたりすることができない友達の意外な一面が見られたり、驚くような意見が飛び出したりして、予想以上に楽しそうでした。みんなで話し合う中で、新しい発見もたくさん見つかったようです。

ディベートで身につく力

ディベートは楽しいだけでなく、子どもたちの将来においても非常に重要なスキルを育てる機会です。ディベートを通じて、自分の意見をまとめる力や伝える力が自然と身についてくるのが分かります。授業でも、1回目よりも2回目の方が明らかにこれらの力の成長を感じることができました。ディベートで身につくこれらのスキルは、これからの学びや日常生活においてもとても大切なものです。具体的には以下のような力が身につくと言われています。

  1. 論理的思考力: 自分の意見を論理的に組み立て、根拠をもって主張する力が養われます。これは学業だけでなく、社会に出た後の問題解決能力としても役立ちます。
  2. コミュニケーション力: 自分の意見を他者にわかりやすく伝える力、そして相手の意見をしっかりと聞き理解する力が育ちます。これにより、将来の職場やコミュニティでの円滑な人間関係を築く基盤ができます。
  3. 批判的思考力: 他者の意見を鵜呑みにせず、自分の頭で考え、評価する力が養われます。この力は、情報が溢れる現代社会において、正しい判断を下すために非常に重要です。
  4. 協力とリーダーシップ: チームで議論を進める中で、協力する力やリーダーシップを発揮する機会が多くあります。これにより、将来の多様な場面でリーダーシップを発揮し、チームを導く力が身につきます。

中学受験への効果

さらに、ディベートは中学受験においても大きな効果を発揮します。適性検査や面接では、自分の考えを明確に述べる力や他者とコミュニケーションを取る力が求められます。ディベートを通じてこれらの力を鍛えることで、試験や面接の場でも自信を持って発言できるようになります。

保護者の皆さまへ

私たちKLCセミナーでは、子どもたちが楽しく学びながら成長できる環境を大切にしています。そして、目の前の受験だけにとらわれず、塾での学習を通して、将来に役立つ力を身に付けてもらいたいと考えています。ディベートの授業もその一環です。よかったら、ぜひ、ご家庭でもディベートの話題を出してみてください。子どもたちの新しい一面が見えるかもしれません。

これからも子どもたちの成長を見守り、サポートして参ります。どうぞよろしくお願いいたします。