【まだ間に合う】岡山県特別入試『英語』で差をつけて合格する方法【過去問分析】

2025年12月8日岡山校

みなさん、こんにちは。KLCセミナー岡山校です。

岡山県の県立高校受験では、「一般入学者選抜」と「特別入学者選抜」の2つの方法があります。
この記事では、来年2月4日・5日に実施される「特別入学者選抜」に焦点を当て、攻略法を紹介していきます。

直前期になると、過去問を解いても点が安定しない、何を優先して勉強すべきか分からない、といった不安が一気に大きくなります。

特に英語は得点差が出やすい科目でありながら「何をどう見直せば効率よく点が上がるのか」が見えにくいのが特徴です。

受験までの時間は限られています。しかし、正しい方向に集中すれば、まだ十分に間に合います。
それでは、次の項目から問題の構造と攻略ポイントを見ていきましょう。

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大問１リスニング（時間配分：5分）

リスニング

A、Bは基本的な問題。Cは必ず問題を先読みしておいて、該当箇所を重点的に聞く。放送の案内から実際にリスニングが始まるまで約30秒時間があるのでその時間にCの問題を読んでおく。

大問２対話文と資料読み取り（時間配分：8分）

単語（日本語が書かれているパターンや長文の流れから熟語などを予測するパターンなど）	まず、月、曜日、午前午後、数字、序数、季節、天気は必ず書けるようにしておく。併せて量を表したり頻度を表したりする単語、熟語も。他の大問で問われることもある。「a member of A」「on foot」などが出題。「in front of A」など前置詞の単元は復習しておく。
動詞の形を変更	過去形、完了形、進行形などに動詞の形を変えるもので、必ず得点したい。
並び替え、英作	以下の文法単元を習得しておけば問題ない。▶︎mustとhave toの否定にした時の違い　▶︎不定詞/名詞的用法と動名詞の使い分け　▶︎不定詞/形容詞的用法/副詞的用法　▶︎比較　▶︎疑問詞＋to 動詞　▶︎want/tell/ask 人 to 動詞　▶︎give＋人＋もの / give＋もの＋to 人　▶︎SVOCをとる動詞　▶︎間接疑問文　▶︎使役動詞 let / make / have　▶︎知覚動詞

大問３中文読解（時間配分：8分）

内容一致など	分からない単語があるかもしれないが、注がある場合が多く、文脈から予測できるから焦らなくてOK
共通語補充	①同音意義（rightなど）②熟語形（how aboutなど）③品詞違いの同単語（cleanなど）といったパターンがあるので、各種綴りを確認しておく。

大問４長文読解（ポスターなどの資料付き）（時間配分：11分）

下線部説明	読む順番が重要。資料（ポスターなど）のタイトル→本文→本文に下線があったら該当の資料を読むという順番で解く。問題で問われる順番は必ずしも資料の上から順になっているわけではないので、広い視野で該当箇所を探す。
内容一致	誤答の選択肢は本文と反対だったり、明らかに違うことだったりするので消去法で解く。

大問５長文読解（時間配分：15分）

文補充	どの文が空欄に当てはまるか聞かれるが、必ず空欄前だけでなく空欄の後も読んで判断する。
内容一致、要約	文字面だけ本文と一致している選択肢こそ要注意。notが入っていないか確認する。
下線部説明	抽象的な名詞の具体的内容を日本語で説明する。基本的には下線部の一文前に答えがある。
単語補充	年によってある場合とない場合がある。どんな単語が当てはまるか、品詞と意味の二つの側面から考える。まず品詞的に何が入るか考える。形容詞か動詞か名詞か、あまりないが副詞か。そして、例えば動詞なら前に助動詞があるから「原形」とか形まで予想を立てておく。その上で文脈で意味を推測して、探しにいく。単語は近くにある場合の方が少ない。
時系列並び替え	年によってある場合とない場合がある。回答に時間がかかる問題なので、万が一、当日最後まで解き切ることが難しいなら捨この問題を諦める。

対策方法のまとめ

・重要なのは早めに過去問に取り組み、どの問題が弱いか把握しておくこと。
・その上で出てきた分からない単語は必ず覚えておく。
・また、単語は分かっているのに、意味が分からない＝構造が分からない文は解答見るなり質問するなり解決させておく。
・時間がシビアな場合は大問4と5を音読して読むスピードを上げておく。（音読すると返り読みができないため自然と英語を英語のまま読めるようになる）
・一般選抜の過去問も形式は似ているので、余裕があれば解いて形式慣れをしておく。

いかがでしたでしょうか。特別入試まで残りわずか。

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