【中学生必見】高校受験で英検は全く意味がない？その理由と”真実”は…

2025年12月11日岡山校

みなさん、こんにちは。KLCセミナー岡山校です。

「英検って本当に高校入試で意味あるの？」
こんな声をよく聞きます。確かに、英検がそのまま点数化されなかったり、学校によって扱いがバラバラだったりするため、誤解されやすいのが実情です。

しかし実際には、英検準2級を中3までに取っておくことは、高校入試でも、その後の高校の学習でも、非常に大きなアドバンテージになります。英語の学力差は中3の後半から一気に広がるため、「早めに準2級を取っておく」ことが、今後の英語力を決定づけると言っても過言ではありません。

この記事では、
・英検は本当に点数化されるのか（現実）
・それでも準2級が必須と言える理由
・英検に合格するためのスケジュール
をわかりやすく解説します。

さらに詳しい高校入試に向けた知識が欲しい方は以下の「岡山校公式LINE」もチェック！

【高校別に】必要な内申点が分かるなど、豪華７大プレゼント中！英検準2級の面接模擬試験も！

登録は以下のボタンから！

英検は高校入試で点数化されているのか？

結論から言えば、高校によって扱いが大きく異なるというのが正しい理解です。

具体的には、、、

・A高校→調査書重視枠で受賞歴などとともに検定も加味される。

・S高校→近年検定での 2 級取得者は「ありふれている」状況。準1級なら考慮の可能性。

・H高校→検定の種類を重視。2 級 1 つより、準 2 級 3 つの方が評価は高い。

・I高校→特別入試の中の「重視する実績を示した選抜」で準2級が評価対象。

このようにバラつきがあるのが実情です。
しかし、ここで重要なのは、点数化されなくても“実質的に有利になる場面”が多いということです。

例えば、英検に向けて対策することによって
・英語の偏差値が安定する
・長文読解の処理速度が上がる
・英作文で差がつきにくくなる
・放置しがちなリスニングの勉強ができる
といった効果があり、結果的に入試の総合点に直結します。

つまり、点数化されるかどうかだけで価値を判断するのは早計です。

中3までに英検準2級がマストな理由

もっと言えば、高校入試や高校入学後を考えると英検準2級を中3までに取るべきなのです。

その根拠は以下の3つです。

（1）長文の語彙レベルが準2級に近づいている
高校入試の長文は、すでに準2級レベルの語彙が多く含まれます。
準2級取得者と未取得者では、読むスピードが1.5倍以上変わることも珍しくありません。

（2）英作文・リスニングは英検を受けないと対策しない
多くの中学生が、定期テストでは高得点を取れているにもかかわらず、入試の過去問演習で「英作文が書けない」「リスニングが全然できない」という壁にぶつかります。その理由は明確で、 学校の定期テストだけでは英作文とリスニングの練習量が圧倒的に不足する からです。

（3）高校1年のスタートラインで決定的な差がつく
高校入学後、英語での暗記量は中学の比ではありません。
「準2級レベルの語彙・文法」が入学時点で定着しているかどうかで、
・定期テストの点数
・高校1年生での英検2級挑戦の可否
・最終的な大学受験に向けた英語の伸び
すべてが変わります。

だからこそ、中3のうちに準2級を取得することは“最強の先行投資”と言えるのです。

最短で合格するためのスケジュール

そして、中3で準2級に無理なく到達するためには、逆算した計画が必要です。

何級を何年の何月までに取得すればいいのでしょうか？
最も成功率が高いのが、次のステップです。

（1）中2の3月までに英検3級合格（第2回 or 第3回受験）
中3の授業内容は一気に難易度が上がります。
その前に3級を取得しておくことで、
・基礎文法
・80〜100語程度の読解
・基礎的な英作文
が固まり、準2級の学習を“積み上げ式”で進めることができます。

（2）中3の7月〜10月に準2級合格（第1回 or 第2回受験）
実際に最も多くの生徒が合格するのはこの時期です。
理由は以下の通りです。
・1学期の復習がまとまり、文法の抜けが少ない
・夏休みで読解・英作文の対策時間を確保しやすい
・10月合格なら、志望校の願書に“準2級取得”と書ける
夏までに長文の語彙力と英作文の型を固められれば、合格の可能性は一気に高まります。

実際に英検3級、取得後、最も力を入れて取り組むべきは準2級専用の単語対策です。