期末テストはこうやって攻略する!【中2数学】(後編)
ややこしい累乗の計算ルールをどうする?
累乗の計算のルールはかなりややこしいです。
意味を理解していれば理解できますが、
ふとテストの問題で出てくると、何をどう
計算するのかを忘れてしまいがちです。
そこで、これらの計算ミスのポイントを
解消するための解き方を次の図から学習して
いきましょう。
中1の正負の数で習う内容なのですが、
掛け算、割り算のみで作られている式は計算
した答えの正負が式を見た段階で分かります。
付け忘れが多いマイナスを最初に考えて
しまうことでミスを減らしましょう。
では次の手順を見ていきましょう。
累乗の計算ミスが多いなら、
計算をしなければいい!
とんでもないことを言っているようですが、
これは高校数学にも通じる大事な考え方なの
です。計算は頑張ったら誰でも出来ます。
ではミスを減らすためには、計算を頑張る
のではなく、何を計算しないといけないのか
目で見えるような書き方をして、確認すること
が大事なのです。
では最後のステップです。
ここまで来てしまえば、あとは簡単です。
累乗というのは同じものを何個掛けたか
でした。そのため、書き並べて約分した後は
分子、分母に残っている同じものが何個ある
のかを数えて累乗として書いていきます。
この解き方だと、計算ミスのポイントとなる
マイナスの付け忘れと累乗の計算をクリア
することが出来ます。