これからの仕事
塾講師という職業柄、生徒の皆さんに「将来どんな仕事に就くかを真剣に考え始めなさい」という話をする機会も多いです。
そのため、世間の情勢にも気を配っているのですが、最近気になることがあります。
「業種」単位で好不調があるのではなく、「企業」単位で好不調がある。
ということに気が向いて仕方ありません。私が初めて就職した「山一證券の自主廃業」ころは、業種単位で好不調が分かれていたのですが、最近は傾向が違います。ここ1週間でも、「NEC3000人希望退職を募集」と「ソニー20年ぶり過去最高益を更新」というニュースに時代の変化を感じざるを得ません。
時代の変化に柔軟に対応できるかどうかが鍵であって、企業単位はもちろん個人単位でも同じこと! 「いったん〇〇すれば安心」なんてことは今の時代はあり得ない、という事実をひしひしと感じます。
日々生徒の皆さんに行う授業単位では大きな変化があるわけではないのですが、私たち自身が危機感を持って生徒の皆さんの指導に当たらせていただくことが大切だと肝に銘じ、今後も指導にまい進してまいります。
大高校 井上