2学期期末テストの攻略【中2社会】

今回は、もうひとつ記述問題の答え方と勉強の仕方についてお伝えします。
明治時代で言えば、こんな問題が出てきます。

問題:1871年に行われた廃藩置県とはどのような政策か。説明しなさい。

まずダメな例を紹介します。
A 答えを書かずに、×にして、解答を写しただけにする。
B 藩を廃止して、県を置いた政策 とだけ書く。

まずAですが、ついついやってしまいがちですが、これでは力はつきません。間違ってもいいので、まずは自分で答えを書く習慣を身につけましょう。記述の解答を写しても、解答をそのまま暗記することはあまり意味がないですよね。まったく同じ聞かれ方をするとは限らないですし。また、模範解答によってはかなり難度の高い答えを書いてあることも多いから、自分で再現することが難しいこともあります。

次にBですが、ついついやってしまいがちな解答です。模範解答と比べた時に明らかに足りないのに、〇つけをする際、ついつい○をしてしまうこともあると思います。しかし、それでは不十分です。テストで減点されてからでは遅いです。また、「県令」という語句を使って書きなさいとか、「中央集権国家」という語句を使って書きなさいとか、言われても困りますよね。

5W1Hって聞いたことありませんか?
何事もそうですが、誰かに伝えるときは、「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「なぜ」「どのように」を意識することが大切です。記述も一緒です。

今回の問題でいえば、
「いつ」・・・1871年 設問に書いてあるので答えには必要ありません。
「どこ」・・・日本全国 さすがに省略できます
「だれが」・・・明治政府
「何を」・・・藩を廃止して県をおく
「なぜ」・・・中央集権国家をつくるため
「どのように」・・・県令を派遣する(政府が任命した府知事・県令を派遣する)

よって解答例としては、
中央集権国家をつくるために、明治政府が藩を廃止し県を置き、政府が派遣した県令に治めさせた政策。 となります。

※「府知事」や「県令」は明治政府が任命するので、自分たちの政策をきちんと実行してくれる人を選びます。すると明治政府の近代化政策を全国一斉に実行することができるようになりますし、政府の権力が増しますよね。

難しいことを書きましたが、
記述の勉強は、
① まず答えを書くこと
② 自分の解答と模範解答を見比べること
この2点が大切です。

どんな記述もそうですが、まずは答えを書いて直しをするところから出発します。間違ってもいいので、まずは答えを書きましょう。

そして答えを書いたら、模範解答と自分の回答を見比べてみてください。その際、特に気をつけてほしいのが、足りていない内容がないかどうかの確認です。自分の解答のどこにどんな内容を付け足したらいいのか考えてみてください。

なお、自分の解答が合っているのか分からない場合は、KLCの講師にどんどん質問しに来てください。