英語が通じる国々④「カナダ」

大元校

世界中の多くの国で話されている「英語」。英語を使うことで様々な国の人たちとコミュニケーションをとることができます。今回は北米のこちらの国を紹介します。

<基本情報>
・正式名称:カナダCanada
・面積:約9,984,670km2(2位)
・人口:約3759万人(38位)
・首都:オタワ
・気候は冷帯の地域が多い
・もともと原住民のイヌイット(エスキモー)が住む土地だったがヨーロッパ人が進出
・北部にはタイガと呼ばれる針葉樹林帯が広がり、木材を多く輸出している
・水力発電が盛んにおこなわれ、発電量の約60%を占めている
・公用語は英語とフランス語

<カナダはどんな国?>
・北アメリカ大陸の中で最も規模の大きいナイアガラの滝があり、水力発電の水源にもなっている。
・高緯度地域ではオーロラの観測もできる。
・カナダの代表的な食べ物といえば、国旗にも見られるメープル(かえで)のシロップ。トーストやパンケーキはもちろん、家庭ではソーセージや卵料理にもかける。
・スポーツではアイスホッケーが圧倒的な人気で、ホッケーに似たラクロスは国技。ほかには寒い気候を繁栄して、スキー、スケート、カーリングといったウインタースポーツも盛ん。

・カナダ出身の有名人は多い。歌手では、映画「タイタニック」主題歌のセリーヌ・ディオンや、日本でも若い層から支持を集めるジャスティン・ビーバー、映画俳優では「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル・J・フォックス、「マトリックス」のキアヌ・リーブスら、カナダ出身の著名人は数多くいる。不朽の名作「赤毛のアン」の作者・ルーシー・モード・モンゴメリもその1人。
・カナダは移民が多く住み、多文化な環境が整備されているため日本人にも人気の留学先となっている。特にバンクーバーなどの西部の都市ではアジア人が多い。
・男女平等意識が強く、基本共働きで男性も家事をし、育児休暇をとって子育てに積極的に参加することが普通。
・カナダの国民は大らかで温厚な人が多く、相手を尊重し、自己主張もそれほど強くない傾向がある。
・時間にはルーズで、約束の時間に遅れたり、バスなどの公共機関も予定より遅れたりすることが日常茶飯事。
・公共空間に公衆トイレがあることは珍しい。また、カナダにはノックをする習慣がないため、トイレを使った後は必ず扉を開けたままにしておこう。
・お酒を買える場所は制限されていて、コンビニやスーパーマーケットではお酒は購入できず、リカーショップのみでお酒を購入することができる。
・給料日が月に2回ある。
・カナダでは、バスの運転手が運転中にトイレやドリンク休憩のためにバスを一時的に路線変更することがある。