2学期期末テストの攻略【中2英語】

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中2英語 【比較級・最上級】

さて皆さん、この間中間テストが終わったばかりなのに、もう期末テストの時期になりました。期末テストということは、学習する科目が5教科から9教科に増え、しかも通知表に大きく影響してくるということです。今回も覚えておくべきポイントに絞ってお伝えするので、しっかりと身につけてくださいね。


まずは比較級です。

The Amazon is longer than the Shinano River.
 「アマゾン川は信濃川より長い

形容詞の “long” に “-er” がついて、そのあとに “than” が続いていますね。これが比較級の基本の形です。「比較級 (-er) + than ~」で、「~より…だ」と訳せます。

もう1つ比較級を見てみましょう。

English is more popular than science.
 「英語は理科より人気がある

先程と形が違いますね。これにはちゃんとした理由があります。母音の数です。母音とは、 “a, i, u, e, o” のことです。ちなみに、母音以外を子音(しいん)と言います。1つ目の例文の “long” には、母音が1つだけしかありません。

ところが、2つ目の例文の “popular” には、母音が3つあります。母音の数が3つ以上になると、 “-er” ではなく “more” の形になるのです。

教科書やKLCのテキストでは、「比較的つづりが長い語は more をつける」と書いていますが、母音の数を数えれば “more” をつけるかどうかの判断が簡単にできるのです。

次に、最上級を確認しましょう。

The Amazon is the longest in South America.
 「アマゾン川は南アメリカで最も長い

今度は、 “long” に “the” と “-est” がつきました。これが最上級の基本の形です。「the 最上級 (“-est”)」で「最も~だ」と訳します。

もう一つ例を挙げます。

English is the most popular of all the subjects.
 「英語はすべての科目の中で最も人気がある

これは、先程の比較級 “more” と同じで、母音の数が3つ以上になると、 “the most” をつけるのです。


ところで、最上級の後ろに、 “in” と “of” がつながっていることに気づきましたか?使い方は、「in+単数名詞」、「of+複数名詞」です。南アメリカ (South America) は世界に1つしかありませんよね。だから “in” を使っています。でも、科目 (subject) はどうでしょう?英語・数学・国語…と複数ありますね。そのため、 “of” を使っているのです。

英語は難しいという人が多いですが、規則がはっきりした言語なので、その規則さえ覚えてしまえば実は意外と簡単なんですよ。

最後に、もう一つだけ覚えてください。

My cat is as cute as yours.
 「私のネコはあなたのネコと同じくらいかわいい

今度は “cute” に “-er” も “-est” も “more” も “most” もつきません。この形を「原級」といいます。「比較級」と「最上級」の単元なので、形の変わらないものを「原級」と呼びます。訳し方は「as+原級+as ~」で「~と同じくらい…だ」です。 “as” と “as” の間は「原級」なので、 “-er” や “-est” を付けないように気を付けてください。否定文の時は、「not as+原級+as ~」で「~ほど…ない」と少し訳し方が異なるので注意しましょう。