「やり直し」が大切
3学期に入り、毎週土曜日のQAの時間を利用して、普通科志望の中学3年生を対象に県立高校の予想問題演習の時間を作りました。もちろん本科授業でも5教科の県立高校の予想問題演習を行っているのですが、さらに演習したい生徒のための時間です。
QAですので、参加は自由、何点とれたかのチェックはしない、休んだからといって問題だけあげることはしない・・・など授業とは異なるいくつかのルールはありますが、全員で本番同様の雰囲気を作ることを伝え、演習中や解説中は私語が一切ない緊張感に包まれたQAとなっています。先週は20名ほどの生徒が真剣に取り組んでいました。
大切なのは「やり直し」です。単に正しい答えを赤ペンや青ペンで書くことがやり直しではありません。もう一度同じ問題が出た時に何も見ずに解けるか、そういう視点でやり直しを行ってください。また、やり直しを行うことで新しい知識だけでなく、問題に対する考え方や解き方が身につきます。そうすることで似たような問題でも手が動きます。難しい問題でも正しく補助線を引いたりできるようになります。このやり直しを大切にする学習姿勢が進学校の普通科へ進んだ時に大変重要になってくるのです。
今は解けない問題も多いことでしょう。合格ラインといわれる得点率に届いていなくて、落ち込むこともあるでしょう。しかし、毎回のやり直しを徹底していくことで、必ず力がついてきます。県立高校の入試まであと2ヶ月もありませんが、過ごし方次第で学力は大きく変わります。KLCの授業のやり直し、宿題のやり直し、QAで解いた問題のやり直しを徹底してみてください。良い結果は後から必ずついてきます。
芳泉校 松浦