中学生の宿題確認
こんにちは。KLCセミナー芳泉校です。
当校では、中学生・集団指導のクラスで課した宿題チェックについて
回収→その場で確認→返却 という工程をとらず、
回収→一週間預かる→返却 という工程をとっています。
その場でサッと宿題を確認するだけではわからない、
みなさんの家庭学習における細かい創意工夫や、その中に表れる勉強モチベーションの変化などを少しでもキャッチしたいという意図と
やはり自学自習の取り組み方が学力向上の重要な要素であるという当校舎の見解から
このような取り組みをさせていただいているのですが、
いつものように今年の中学3年生の宿題のチェックをしていて、改めて眺めてみると
本当に主体的な学びのできる生徒さんが増えたなあとしみじみ実感しました。
せっかくなので、いくつか紹介させてください。(本人たちの了承は得ています。)


間違った部分に対し、赤で正答を書くにはとどまらず、
・どうして、その答えにしなくてはいけないのかの確認
・この部分はひとかたまりで覚えておこう
といった、間違った箇所から自ら学びを得ようと動けているのが本当に見て取れますね!
あとこれはあるあるなんですが、間違いの箇所や内容って多少似るのも面白いんですよね。
「みんなここで間違うのか・・・」と指導者としての学びも深まる、良い機会です。宿題チェック。
上に紹介したお二人は入塾からここまでずっと良い変化を起こせていて筆者はとても嬉しく思います。
授業中の表情も姿勢も非常に芳しいのでこの調子で前向きに学んで欲しいなって心から願っています。
他にも↓

答えの英文構成をみて、「日本語の文章を英文用に読み替える必要があった」という気づきを書いてくれています。
高校英語で学ぶ、いわゆる「無生物主語」の文章に繋がるとても大事な気づきです。
あとシンプルに字がキレイすぎますね。
もっとも驚きなのは、こういった工夫・一歩踏み込んだ主体的な学びをみせてくれる宿題がほとんどだということです。
紹介しているのはほんのごく一部に過ぎません。
中学3年生はその割合が非常に高くて、筆者はとても感心しています。
もちろんここまで来るのに我々からも「ああしてみよう、こうしてみよう」という声掛けは絶えずしてきましたが、
改めてみんな本当によく応えてくれるようになったなとしみじみ感じるばかりです。
こういう生徒のみなさんの頑張りにむしろ我々が励まされます。ありがとうございます。

