脳のお話②

庭瀬校

みなさん、こんにちは。庭瀬校のくつないです。
前回の私のブログを読んでくれましたか?まだの人は今からでも先週のブログをチェックして見てください。

さて、脳に届いた情報を選別する『海馬(かいば)』ですが、昔の日本でいうと関所のようなものです。ここで、大切に保存する価値のある情報かどうかを審査するのですが、その基準はずばり『生きていくのに必要かどうか』です。なのでみなさんがテストの勉強のため頑張って覚えたと思っても『海馬』が生きていくのに必要ないと判断してしまうと保管されずにほったらかしにされてしまうのです。みなさんが覚えたと思ったことでも、いざというときに思い出せないのは、情報が脳にちらかった状態になっているからなのですね。

ところが、ここからが重要でたとえ生きていくのに必要でなくても何度も同じ情報が『海馬』に送られてくると、『海馬』は「こんなにひんぱんに何度も送られてくる情報はきっと生きていくのに必要に違いない」と判断して保管してくれるのです!

なので皆さんとしては、何度も復習して『海馬』に同じ情報を送り続けることが大事なのです。どうですか?復習の大事さが分かりましたか??一度習って分かったと思っても何度も復習するように心がけましょう!!