「歪んでますね、顔。」
「う~ん。歯が痛いぞ。どうしよう。」
当時24歳、出勤中の車の中でそんなことを思っている男がいた。
「いままで虫歯ができたこともないし、しっかり磨いてるつもりなんだけどなあ。」
お気に入りの曲を口ずさみながら、悠々と車を走らせるその男。その刹那
「いっっっっっっっっったああああああ。」
こだまする男の断末魔
頬の外側から痛む場所に触れた、ただそれだけなのに、何故。
痛みに耐え、業務を終了したときには、端整な顔が見るも無残。パンパンになってしまっていた。
翌日が休みであったことが唯一の幸いであった。明日歯医者に行こう。なんとかしてもらえるはずだ!!
翌日
「歪んでますね。顔が。」
「ふぇ??」
待ち受けていたのは、幸福感でも安心感でもなく、残酷な事実であった。
「肘をついて、顎を掌にのせる癖がありますか?その癖のせいで顎が歪み、歪んだ顎の骨が神経を傷つけているかもしれないね。」
顎丸(あごまる)の誕生である。
「姿勢を正しくするように心がけよう。良い姿勢は、集中力を持続させるだけではなく、身体を健全に保つためにためにも重要なんだ。学校で教わったじゃないか!」
数年の月日が経ち、そこには人一倍姿勢に厳しい顎曲がり丸の姿があった。
こんにちは、顎丸(西丸)です。
何を書こうか考えているうちに肘をつきそうになり、ふと昔を思い出したので書き出してみました。
肘をついてしまったり、前かがみになってしまったりと、姿勢に関しての癖は人それぞれありますよね。
私は、体に不調がでて初めて姿勢の重要性に気が付きました。
何故そんなに姿勢について叱られるんだろう。楽な姿勢でいいじゃないか。そう考えていた学生時代の自分をはたきたくなります。(顎で)
今いちど自分の姿勢を振り返ってみてください。
自分でも気が付いていない癖が見つかるかもしれませんよ。
良い姿勢で授業を受けると、自然と内容が頭にスッと入ってきます。集中力UPにつながりますね。今後も、先生たちは姿勢に関してかなり厳しく指導しています。
効率よく、集中して勉強に励みましょうね。