期末テストはこうやって攻略する!【社会】
中1社会・歴史(古代文明)
これは、中学校1年生の最初のテストの出題
範囲となる古代文明の問題です。
社会は、暗記教科だとよく言われます。確か
にその通りですし、定期テストはある程度
丸暗記すれば点数はとれるのですが、それ
ではあまり意味がありません。丸暗記はすぐ
に忘れてしまうからです。
今回は、どのようにテスト勉強をすればいい
のかについて、この問題の解き方と合わせて
説明します。
(1)答えは「イ」です。
ラスコーの洞窟の壁画を書いたのは、
「新人」だから「イ」!!なのですが・・・
それでは不十分です。
この問題を解くときに考えてほしいのは、
人類は、「猿人」→「原人」→「新人」と
進化していったことです。すると、「猿人」
は最古の人類だったから、「ウ」は「猿人」
で、特徴は2足歩行で、道具を使ったよな、
などと、頭の中で確認したり、テキストを
見返したり、ノートに書きだしたりします。
これがテスト勉強です。
そして、間違いやすいのが「ア」です。
旧石器時代に打製石器を使用した、とだけ
丸暗記していると、「ア」も正しいような
気がしますよね。ここで必要なのが思考力
です。「原人」って、火や言葉を使うように
なったんだよな、そして、「猿人」は道具を
使ったんだよな、じゃあ、「ア」の初めて
打製石器を使うようになったって、「原人」
に進化した時点で、もう使っていたんじゃ
ないか・・・このように考え、「ア」は原人
だと判断します。
問題や選択肢をしっかり読んで、一つ一つ
丁寧に考えることがとても大切になります。