中間テストの攻略!【中1数学】
今回は、確実に正解したい、一番の基本となる過不足算で説明します。
(問題)子どもたちにみかんを配るのに、1人に6個ずつ配ると9個不足し、1人に4個ずつ配ると13個あまります。子どもの人数とみかんの個数を求めなさい。
求めたいものが2つある???→どちらをxとおくか???
(結論)どちらをxとおいてもよい。
基本は2つの量のうち小さい量をxとおく。
→その方が方程式を作りやすいし解きやすい。
ただし、最近の入試ではもう一方の量をxとおいた場合の式を作る
ことも求められることが多いので、どちらのパターンの方程式も
作れるようになっておく必要がある。
1.子どもの人数をxとおいて方程式を作る(こちらが基本)
子どもの人数をxとおいてみかんの個数をxを用いて表す。
①1人に6個ずつ配ると9個不足する。
1人に6個ずつ配るときに必要なみかんの数・・・6×x=6x
実際にあるみかんの数(6個ずつ配れず9個不足する)・・・6x-9(個)
②1人に4個ずつ配ると13個あまる。
1人に4個ずつ配るときに必要なみかんの数・・・4×x=4x
実際にあるみかんの数(4個ずつ配れあと13個ある)・・・4x+13(個)
①で作った式、②で作った式もどちらも
実際にあるみかんの数を表す数量だから、
6x-9=4x+13
6x-4x=13+9
2x=22
x=11(子どもの人数)
みかんの数は、6x-9(個)または、4x+13(個)と表せるので
6×11-9=57 もしくは 4×11+13=57 と出すことができる。
(答)子どもの人数 11人、みかんの個数 57個