定期テストで点を取るには

大高校

中学校では、来週あたりから定期テストが始まるところが多いことだろうと思います。

さて、定期テストで点数を取るためには、どのような勉強をすればよいのでしょうか?
試験一週間前ともなれば、みなさんさまさまな勉強法を試したくなることでしょう。
今回はその一助となる考え方をお話します。

人が記憶したものは、わずか1日も経てばその大部分が忘れられてしまいます。
しかし、そこで適切な復習を行えば、記憶が失われる割合が減少し、あとあとまで残りやすくなります。

テスト1週間前に大量の勉強を行っても、テスト当日まで頭に残っているのはそのごく一部でしかありません。
みなさんは、試験前にがんばったのに、当日にあまりいい結果が出せなかった、という経験はないでしょうか?
あれは、こうしたことが理由だったのです。

テスト当日まで記憶を残しておくためには、何度も復習して、定着させておかねばなりません。
1日~2日おきに繰り返すことで、徐々に記憶率は上がっていきます。
これを5、6回も行えば、かなりの割合の記憶を残すことができるでしょう。

でも、こう思いますよね。
「ちょっとまって! 2日おきに5回繰り返したら10日かかる! テストに間に合わない!」

そうです。1週間前からの勉強では、不十分なのです!

定期テストでよい点を取ろうと思えば、定期的な復習を1ヶ月以上前から行う必要があります。
つまり、次の夏休み前のテストに間に合わせようと思えば、今回のテストが終わった直後から勉強を始めなければいけません。

後悔先に立たずとはよく言ったもの。
みなさん、今日から勉強を始めましょう。
今回のテストのため、のみならず、次のテストで望みどおりの点数を取るために。

大高校 杉本