D’italia ④
海外旅行をしたことがある人は、訪問先の文化にとまどったり驚いたりした経験があると思います。私たち日本人は日本の常識の中で暮らしていますが、海外の人はその国の常識の中で暮らしています。なので、日本人の常識は海外では非常識になり得るのです。
私にとっては当たり前の海外のびっくり・イタリア編を挙げてみました。
①地下鉄・バスの時刻表がない
駅で待っていても、いつ来るかわかりません。
大都市であれば、運行本数が多いので、待っていればそのうち来ます。
下の写真はあと1分で地下鉄が到着すると案内していますが、この時は5分待ちました。
日本人にとっては大問題でしょう。
日本の新幹線に相当する(と言っても乗り心地・正確性は比べ物にはなりませんが)特急列車は、一応時刻表はあります。でも、遅延は当たり前。
さらに驚くのが、改札口がないことです。
すなわちチケットを持っていない人も堂々とホームに入ることができ、当然違法ですが、列車にそのまま乗ることも可能なのです。
その代わり、車内で乗務員によるチケットの確認がありますが、犯罪のことを考えると、ちょっとお粗末としか言えません。
車内放送で、 “If you don’t have a ticket, please get off the train.” (チケットを持っていない人は、電車を降りてください)とイタリア語と英語で言っていますが、日本人にとっては意味不明でしょう。
②トイレが汚い&ない
日本は、外出先でも清潔なトイレを利用することができますが、イタリアを含め海外では不可能です(もちろん例外はあります)。しかも、やっと見つけたトイレが有料であることが大多数です(0.5〜1ユーロ)。
私がいつも困るのは、汚い以前に便座がないことです。
理由は便座が盗まれるから。
ここまでくると、笑うしかありません。
お店では、例えばバール(軽食を食べることができます)で飲み物や食事を注文しておけば、レシートを見せてトイレに入るためのコインをもらうことができます。
海外へ行く時は、ウェットティッシュとポケットティッシュ(ボックスティッシュも)が必需品です。トイレは重要。
③マクドナルドが白い
景観保護のため白い。
それだけ。
皆さんも海外へ行って、いろんな発見をしてくださいね。
大高校 香川