小学6年生ディベート:「小学生にスマホをもたせるべきか」
KLCセミナー大高校では、単に知識を覚えるだけでなく、考える力・伝える力を育てる授業にも力を入れています。
今回は小学6年生を対象に、「小学生にスマホをもたせるべきか」というテーマでディベートを行いました。
身近な話題だけに、意見も白熱!
どちらの立場も真剣に考え、堂々と発表する姿が印象的でした。

1. ディベートの目的
ディベートのねらいは、「正解」を決めることではなく、
自分の考えを整理して、理由をもって伝える力を育てることです。
授業ではまず、賛成・反対の立場に分かれ、グループごとに意見を出し合いました。
- 情報モラル
- 防犯・連絡の安心
- 依存やSNSトラブルの危険性
など、普段ニュースや家庭で話題になることも話し合いの中心になりました。
2. 生徒たちから出た意見
賛成チーム:
- 「家の外でも家族と連絡が取れる」
- 「調べ学習に使える」
- 「使い方を決めればトラブルは防げる」

反対チーム:
- 「SNSやゲームで時間を使いすぎる」
- 「友達や家族とのコミュニケーションの時間が減るかも」
- 「持たなくても生活できる」

前回からの成長も見られ、「それは論題に沿ってないから、この言葉にしよう」と議論に白熱していても冷静に考えられる思考力が身についていました。
3. 発表の様子
最初は緊張した面持ちでしたが、
「相手の意見を聞いて、どう反論するか」を意識し始めると、活発に意見を交わすようになりました。
「スマホを使う時間を制限すればいいと思う」
「ルールを守れるようになるのが大事」
といった、バランスの取れた意見も出てきて、
最後は「持つ・持たない」ではなく、どう使うかが大事だという結論にたどり着きました。

4. 授業を終えて
ディベートを通じて、生徒たちは
- 論理的に考える力
- 他人の意見を尊重する姿勢
- 言葉で表現する力
を伸ばすことができました。
ただ知識を詰め込むだけではなく、自分の考えを自分の言葉で伝える経験が、今後の学びにもつながります。
まとめ
「スマホをもたせるべきか」というテーマを通じて、
子どもたちは現代社会の便利さとリスクを改めて考えることができました。

KLCセミナー大高校では、こうした思考力・表現力を育てる活動も積極的に行っています。