受験シーズン到来!まだ受験がない生徒こそ、今やっておきたいこととは?
11月から岡山県の私立中学校や一部の大学などでは受験が始まります。
大高校でも高3生が初めての大学入試を終えて、テストの感触などを教えてくれました。
受験シーズンになると、頑張る受験生の姿に自然と目が向きます。
一方で、実は まだ受験の時期ではない生徒にとっても“今”は次の学年につながる大切な期間です。
学校では学習内容が着実に進み、家庭学習の量も増える時期。
この時期をどう過ごすかで、今後の理解度にも違いが表れます。
1. 小さなつまずきを放置しないこと
学校の授業は、どうしてもクラス全体に合わせて進んでいきます。
「少し気になるところがあっても、そのまま進んでしまう」ことは、特にこの季節によくあることです。
わずかなつまずきでも早めに見直しておくことで、
後の単元がぐっと理解しやすくなります。

2. 家庭学習だけでは気づきにくい“理解の浅さ”
家庭学習は大切ですが、
自分では「どこが曖昧なのか」を判断するのが難しいことがあります。
ワークが終わっていても、
- 理解が不十分なまま
- 間違いの理由が曖昧なまま
進んでしまうケースも珍しくありません。
こうした“見えにくい部分”を早い段階で確認できると、
次の単元にスムーズにつながります。
KLCセミナーではQ&Aや定期テスト対策ルームで、理解が足りない部分をフォローしております。

3. 勉強の進め方を整える時期として
非受験生の今は、
「テスト前にどのように勉強を進めるか」
「どのくらいの量をどのタイミングで取り組むか」
といった 勉強の型 を整える良い機会でもあります。
学校の授業や家庭学習と合わせて、
自分に合った学習リズムが見つかると、
次の学年での負担が大きく変わります。
KLCセミナーの生徒面談・保護者面談ではこの勉強の進め方にもお子様にあった提案をさせていただいております。
4. “今の積み重ね”が春以降に生きてくる
受験生が入試問題に取り組んでいる間、
非受験生は 基礎の見直しを落ち着いて行える時期です。
- 今の単元の理解を深める
- 苦手を少しずつ整理する
- 前学年の内容に戻って確認する
こうした積み重ねが、来年度の学習を軽やかにします。

まとめ
受験シーズンは、受験しない生徒にとっても成長のチャンス。
学校と家庭学習だけでは見えにくい部分を、
少し時間を取って丁寧に見直しておくことで、
次の学年がより学びやすくなります。
無理に詰め込む必要はありませんが、
“今やっておくと楽になること”を少しずつ進めていくと、
1年後に安心して過ごせるはずです。
大高 平林




