うんちの色!!

小学生

うんち💩ってなんで茶色いの~?

「野菜とか果物はもともと緑色とか黄色なのに、、、」

「茶色じゃないものを食べても、いつも💩は茶色いのは何でだろう?」

 

 

こんにちは、上田です。

 

 

先日、担当している生徒にこのような質問をされました。

小学生らしい無邪気な質問ですが、日頃から何に対しても疑問をもっていないとできない質問です。とても素晴らしいことですね。✨

 

ちなみに、皆さんは「うんちが茶色い理由」を知っていますか?

人生の最初から最後まで、毎日生活を共にする「うんち」の色。

知らない人はこれを機に覚えておきましょう!

 

↓  ↓  ↓  ↓

 

突然ですが

 

皆さんのは、何色だぁー!?

 

 

…ん?うんちの色の話はどうした?

と思ったそこのあなた。

安心してください、うんちの話は続いていますよ。💩

 

実は、うんちの色を語る上で欠かせないのが血液なのです!

 

人の血液中には酸素や二酸化炭素を運搬する赤血球という細胞があります。(👈中2で学習します!)

この赤血球の中には「ヘモグロビン(血色素)」という赤い物質が入っており、これが大量に存在しているから、人の血液は赤く見えるのです。

 

赤血球も細胞の1種だから、他の細胞同様、寿命があります。

(赤血球は約120日

寿命がきた赤血球は左下の肋骨(ろっこつ)の裏側にある脾臓(ひぞう)という臓器で破壊されます。

 ちなみに脾臓の位置が分からない人は下の絵を参考にしてください。(頑張って描きました!)

 

 

脾臓で赤血球が破壊されたその後は、こんな感じで進みます。

↓  ↓  ↓  ↓

赤血球が破壊されると、

①中に入っていたヘモグロビン(赤色)が出てくる。

②血液中を流れていく過程でヘモグロビンが「間接ビリルビン(黄褐色)」に変化する。

③間接ビリルビンが肝臓まで運ばれると、肝細胞内で「直接ビリルビン(黄褐色)」に変えられる。

④直接ビリルビンは胆のうに運ばれ胆汁中に貯められる。

⑤物を食べ、消化物が胃を通過したら十二指腸に胆汁が分泌される。

⑥消化物が小腸→大腸と進んでいくなかで胆汁中に含まれていた直接ビリルビンが、「腸内細菌」(おなかの中にいる細菌たち)によって「ウロビリノーゲン」に変えられ、さらに「ステルコビリン(茶色)」という物質に変えられる。

 

このように、⑥で作られたステルコビリンという物質が茶色いため、うんちが茶色く見える、ということなんです。

 

 

簡単にまとめると、

 

役目を果たして壊された赤血球の残骸であるヘモグロビン(赤色色素)が、体内でステルコビリン(茶色色素)に変えられる。それが消化物に含まれているからうんちは茶色い!

 

ということなんですね。

まさに生命の神秘!

ちなみに、下痢(げり)の時、いつもよりうんちの色が薄いのは

①大腸での水分吸収がうまくできないことで水分が多く、色が薄まっているから。

②消化物が正常時よりも速く先へ先へと送られるため、腸内細菌の作用を受ける時間が短くなり、その結果、作り出される茶色のステルコビリンの量が正常時よりも少なくなるから。

 

いや~奥が深いですね~。

 

皆さんも、今回質問してくれた小学生のように

柔軟な思考で、日常生活の中に転がっている面白い疑問を探してみましょう!

当たり前のことでも、なぜそうなのかを考えると、意外と知らないことがたくさんあるはずです。( ゚Д゚)!

 

御南校/上田祥史