お勧め! 漢字検定の受検を利用した学習

 漢字検定は、秋ごろ、自分の力を試すために受検される方が多く、とても良いことで、是非受けてもらいたいのですが、今回はそれとはちょっと違って、お勧めしたい、漢字検定を利用した学習についてお伝えしようと思います。

ポイントは2つ・・・
「漢字の先取り学習は、取り組みやすい」
「語彙力が向上し、受験勉強に役に立つ」 です。

 そもそも漢字検定は年3回(6月・10月・2月ごろ)行われています。主な受検会場となる準会場では、実施可能な日が複数あり、その中から実施する会場が日程を選んで実施していますので、会場によって、年3回あったり、1回だったり、また実施日が異なることもあります。
 さて、この検定ですが、是非、受検してもらいたいと考えています。受検しないとほとんどの場合、勉強が始まらないからです。
 漢字検定は、英語検定と違って入試において有利になることは残念ながらほとんどありません。しかし、漢字検定の勉強をすることで、読み書きの力だけではなく、語彙力も向上します。そして、その力は文章読解でも役立ちます。
 郷原は中学生の皆さんに「国語って日本語だから、高校の現代文になっても、難しくなるのは漢字と言葉だけでしょ。解き方は今教えている解き方で対応できるから、漢字や言葉を知っていれば、中学生でも大学受験の現代文は解けるよ」と、言っています。実際に解いてみて、解けた生徒さんも何人もいます。むろん、小さいときから本をたくさん読んでいたり、なにかしらの形で勉強をしていたりと、たくさんの言葉を知っていれば、漢字検定の勉強をしなくても済むのですが、今から「本をたくさん読んで」って言ってもなかなかうまくはいきません。だからこその漢字検定を利用した学習がお勧めになります。

 漢字検定の級は、10級が小1、9級が小2というように、基本的には1学年で一つずつ級が上がっていきます。よって小6だと5級になります。

 特にお勧めで、目指してもらいたいのが・・・小学生の間に3級、中学生の間に2級の合格をすることです。えっ」て思うかもしれません!!でもこれは、小学生であれば、中学に入って困らない級(3級)、中学生であれば、高校に入って困らない級(2級)になりますので、結局はどこかで習得する必要のある級です。

 これは、完全に先取り学習になります。一般的に先取り学習にはマイナス面もあります。それはやり方を機械的に覚えてしまい、考える力がつかないというものです。しかし、当たり前ですが、漢字にはそれがありません。忘れてしまうだけです。また忘れてしまった漢字を再度覚えるのは、最初から覚えるより比較的簡単になるので、漢字検定の先取り受検にはマイナス面がありません。しかも、漢字だから自分で勉強がしやすいものになります。知らない言葉も出てきますが文の中で使われているので意味もイメージしやすいです。もちろん、言葉の意味が分からないときは調べて下さい。

是非、漢字検定の先取り受検にチャレンジしてみて下さい。

でも受けるだけにならないように、勉強を進めて下さいね。

 郷原