英語が通じる国々「イギリス」

大元校

学校や塾で多くの人が英語を学んでいます。「単語を覚えるのが大変!」とか「文法が難しい!」とか色々ネガティブなことを思っている人もいるかもしれません。しかし、英語はあくまで「コミュニケーションツール」。色々な国の人と意見を交換し合うことが一番の楽しみ。様々な意見にふれることで、自分の考え方が大きく広がっていきます。その時に役立つのが、世界中の多くの国で話されている「英語」。では、どんな国で話されているのでしょうか?

英語が通じる国ファイル① 「イギリス」
<基本情報>
・正式名称:グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
(イギリスは、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4地方からなる連合国家である。これらの国は、かつて別々の国だったがイングランドに侵略されひとつにされた)
・面積:24.3万平方キロメートル(日本の約3分の2)
・人口:6,644万人(2018年)
・首都:ロンドン
・18世紀後半、「産業革命」が起こった国であり、「世界の工場」と呼ばれた
・1970年代に「北海油田」の開発がすすみ、石油輸出国になった
・気候は、暖流の北大西洋海流と偏西風の影響を受けるため、高緯度のわりに温暖
・経度0度の「本初子午線」が首都のロンドンを通っている
・ユーロトンネルという海底トンネルでフランスとつながっている
・2020年、EU(欧州連合)を離脱した

<イギリスはどんな国?>
・英語発祥の国。世界的には英語を公用語としている国はほとんどイギリス式を基本としている。英語を公用語としていない国での外国語としての英語は、アメリカ英語の影響が強くなりつつある。
・イギリスの代表料理にフィッシュ&チップスがある。タラなどの白身魚のフライに、棒状のポテトフライを添えたもの。「チップス」という名前だが太いフライドポテトに近い。
・イギリスは紅茶の国。朝にはモーニングティー、午後にはアフタヌーンティーやクリームティーなど、1日の中にお茶を楽しむ時間がいろいろある。しかし、アイスティーはない。
・ビートルズ、クイーン、レッド・ツェッペリンなど、有名なロックアーティストが生まれたのもイギリス。これらは「UKロック」と呼ばれ世界中で聞かれている。
・サッカー発祥の国。イギリスのサッカーリーグ「プレミアリーグ」は世界でも有名なリーグ。リーガ・エスパニョーラ(スペイン)、ブンデスリーガ(ドイツ)、セリエA(イタリア)と並び「4大リーグ」と呼ばれ、世界の中でも人気・実力ともにトップクラス。
・テニスやゴルフもイギリスが発祥。
・イギリス人は雨でも傘をささない人が多いらしい。
・ユーモア好き、皮肉なジョークも好き。
・天気が悪い(くもりの日、霧がかった日が多い)
・コンビニがない
・パブで飲んだり、クラブで飲んだり踊ったりすることが大好き
・お店が閉まるのが早い。また、週末お休みのお店も多い
・イギリスは地震がなく、古くからの美しい伝統的な建物が多い
・有名な観光地として、「ビッグベン」と呼ばれる時計台、ロンドンのシンボルの一つ「タワーブリッジ」、エリザベス女王のロンドンの公邸であり、執務の場である「バッキンガム宮殿」、数千年前の遺跡「ストーンヘンジ」などがあげられる。また、映画ハリーポッターのロケ地や、ピーターラビットの風景が思い浮かぶ「湖水地方」なども、人気の観光スポットになっている