岡山芳泉高校の合格体験記（岡山市立福南中学校卒O・Kさん）

2024年6月1日合格体験記,高校受験

悩みぬいた先の笑顔。

　高校合格までの中学校三年間の体験を書こうと思う。

　中学一年生、僕はまだあまり高校のことは考えていなかった。しかし、中学受験に一度落ちていた僕は、もう後悔を残さないようにいくつも塾に通い、努力を積み重ねていた。その結果、中一では学校のテストで一位、塾のテストでも一位を獲っていた。

　中学二年生、高校受験が一年近づき、少し高校のことを考えるようになった。中学一年生に引き続き塾に通い、漢検や英検を取得し、高校受験に向けて少しずつ準備を始めていた。しかしその間、僕は成績に伸び悩んでいた。一年生の時と違い、学校のテストの順位はだんだんと下がり、塾のテストでも追い抜かされていった。僕は初め、もっと努力し、また追い越していこうと考えていた。だが、努力が実らず、成績が下がっていくにつれ、だんだんと努力をすることをやめてしまい、勉強に壁が見え始めた。

　中学三年生、高校受験がもうすぐそばになり、焦る気持ちと成績の伸びに対しての不安がつのり、正直メンタルに限界を感じていた。また、高校について色々と調べる中で、岡山朝日高校を目指していた僕は、自分自身の学力を考えていくにつれて、受験する高校に大きな迷いが生まれていた。そんなうちのめされた状況の中の僕を察し、手を差し伸べてくれた人がたくさんいた。それは家族、塾の先生、学校の先生、友達だ。誰にも自分自身の悩みを打ち明けられなかった僕は、悩みを打ち明けることができたおかげで再び立ち直ることができた。この感謝の気持ちはこの紙には収まりきらないほどである。

　僕は、進路を相談した末、岡山芳泉高校を受験することに決めた。それから、夜12時過ぎまで勉強に励む日々を過ごし、見事岡山芳泉高校合格を果たした。この経験から、僕は大きく成長したと感じる。次は大学受験。後悔は残らないように目指す大学に向け、全力で頑張りたいと思う。