正しい宿題のやり方とは
勉強しているのに成績が上がらない…という経験、皆さんはありますか?
授業も聞いて、復習もやって、課題もこなしている。それでも成績で差がついてしまうという悩みをよく聞きます。
そんな子に限って、勉強量を増やす!という行動をしがちですが、ただ単に量を増やすだけではあまり効果はないかもしれません。
今回は、成績が上がるポイントの一つ、正しい宿題のやり方についてお話します。
①考え方を必ず書く。
これは特に算数・数学などの理系科目がメインの話題ではありますが、式や考え方を普段から書いていますか?
勉強をするときのポイントとして論理的に考えるということが大事となります。この言葉からこのやり方を使う、この式があるからこの公式を使うなど、やり方にはすべて理由が存在します。KLCで授業を受けている皆さんはそう習っていますよね。
質問をする生徒の中には式・考え方が全く書いていない人がまれにいます。授業でどう習ったか、授業で分かったことが本当に自分でできるかを確かめるのが宿題の目的です。
普段から考え方を書く癖が身についてくれば、自然と問題演習の時にも同じ動きができるはずです。
KLCの授業では、なぜその考え方をするのかを必ず授業内で伝えています。(平林の授業では黄チョークで書いてある部分ですね)
その考え方を自分のものにするための宿題ということです。
②とき直しをする
普段からしてるよ!という人もいるかもしれません。
ここで言うとき直しとは、間違っていた問題を解答を見ずに最初から自力で解くということです。
よく答えを赤ペンで書いて終わり!という人がいますが、そのやり方では絶対に成績は上がりません!
答えを写すだけで、一度間違えた問題が解けるようになりますか?
結局のところ、自分で解ける状態にするということが宿題のゴールです。
これができていない時点で宿題をやる意味は半減します。わからないところ、間違えたところ放置している人…いますよね?
③同じ宿題をもう一度やる
なんで宿題が終わっているのにもう一度やるのか?と思いませんか。人間というものは日々忘れていってしまう生き物です。昔解けた問題が今解けなくなっている、というのも日常茶飯事で起こりえます。
実際私も大学受験の時に解けた問題が、今絶対解けるか、というと英語なんかは目も当てられないくらい解けなくなっていることでしょう(数学・物理は今のほうが解けるかも)
前置きが長くなりましたが、3日前に解けていた問題が今日解けない、ということが実際に皆さんにも起こっていると思われます。
特に理解があやふやなまま、とりあえず答えが出たという状態の問題にありがちです。
宿題が終わっていても、怪しい部分は提出前にもう一度解きなおしてみること。
これをするだけで、点数の出方も変わります。
他にもありますが、今回は大高校で生徒にも伝えている3つのポイントについて紹介しました。
そうは言っても最初はなかなか一人でここまでできる人は少ないと思います。
まずは自分ができそうな部分を一つでもいいので実践してみませんか?それでもかなり点数は変わると思いますよ!
勉強しているのに成績が上がらないなんてもったいない!
せっかく勉強するなら成績が上がる宿題のやり方を身につけましょう!
もっと詳しく知りたい人はKLCセミナー大高校でお待ちしております!
大高 平林