今日は From America です
10月も終わりに近づいてきました。まもなくハロウィンが来て、次は冬期講習とクリスマスがやって来ます。受験生のみなさんは総復習の最後のチャンスですし、受験生ではないみなさんにとっても、復習の良い機会になります。
さて、ウォルター・アイザックソンという人を知っていますか?アップルの前CEO スティーブ・ジョブズの伝記を書いた人です。今回、アイザックソンが書いたのは、レオナルド・ダ・ヴィンチについてです。7月からずーっと楽しみに待っていたのですが、日本のアマゾンから一向に届く気配がなかったので、アメリカのアマゾンに注文して、ヒューストンから2日かけて飛行機でやってきてくれました。
まだ読み始めたばかりですが、気になった箇所があったので、ご紹介します。
Leonardo’s genius was a human one, wrought by his own will and ambition. […] Leonardo had almost no schooling and could barely read Latin or do long division. His genius was of the type we can understand, even take lessons from. It was based on skills we can aspire to improve in ourselves, such as curiosity and intense observation.
レオナルド・ダ・ヴィンチは天才と称されていますが、実際は違いました。レオナルドの才能は、あくまでもレオナルド自身の意思と野心で鍛えられたものです。レオナルドは好奇心旺盛で、自分が興味を持ったものは徹底的に調べ尽くしていたのです。
みなさんにレオナルドになれとは言いません。ただ、レオナルドのように、こつこつ納得のいくまで取り組むことの重要性を知ってください。「継続は力なり」ですよ!
本当は表紙の写真を撮りたかったのですが、レオナルドの肖像画がずーっと見つめてくるので、レオナルド初期の代表作『受胎告知』を載せておきます。本物が見たい方は、フィレンツェにあるウフィッツィ美術館へどうぞ。
大高校 香川