劇的ビフォーアフター
25年間慣れ親しんだ体。一念発起その体を改造しようと決意を固めた男がいた。
西丸(当時25歳独身)
幼いころから教育の道を志し、学生時代は心身をテニスで鍛えてきたこの男。
そんな彼は、ある問題を抱えていた。
薄い胸板や角張った顎、見たものを傷つけるかのような鋭い目つき。
「顎がジャックナイフ」「目つきが野生動物」「人間になる前の生物」など、不名誉なあだ名をつけられ、子どもを安心させる要素など持ち合わせていなかったこの男が、2年間の厳しい食トレ(食欲に身を任せ、好きなものを好きなだけ食べた)の結果。
なんということでしょう。
(2020年 クリスマスツリー丸)
(2021年1月 どんぐり丸)
尖った顎は緩やかな曲線を描き、薄かった胸板は厚くなり、逞しさを感じるまでになりました。
まるでナイフのように鋭かった目つきは(肉に押し上げられ)改善され、仏のような温かさを感じます。
包容力の塊のようなマシュマロボディを手に入れた西丸は、仏スマイルをふりまきながら日々の業務に励むのであった。
今後もこの男の成長を温かく見守ってあげてください。
執筆者 西丸