関数のかんたんな解き方
『関数は単純作業で簡単な単元』だからです。苦手な人、得点出来ない人はこの単純作業を難しく考えているだけなんです。
苦手な人達からは「馬鹿を言うな」「いやいや難しいし。。」なんて声が聞こえてきそうですが、簡単なんです。と言うよりもやるべき事が決まっているんです。
そのやるべき単純作業とは、『決まった式にわかっている値を代入』です。
どんなに難しい内容の問題でも関数に関してはこれが基本です。
小6 比例・・・y=ax(ともなって変わる量)
中1 反比例・・・y=a/x
中2 1次関数・・・y=ax+b
中3 yがxの2乗に比例・・・y=ax2
などなど皆さんがすでに習っているか、習う予定の名前と決まった式です。数学は考える教科だから覚えなくて良い、と思っている方もいるかも知れませんが関数は別です。この式を覚えてわかっているものを代入すれば次のわからないものがわかる。と言うのが関数なんです。
このわかっている値というのは直接『xがいくつ』だとか、『傾きがいくつ』だとか教えてくれていることもあります。
が、基本的にわかりにくく書いてあるのです。たとえば『x分後にym』のように速さの問題であらわすこともあるでしょうし、グラフが書かれていて『通っている座標』で書かれていることもあるでしょう。
どれがxでyなのかを見極め、決まった式にわかっている値を代入です。そうすれば関数は必ず解けるようになります。
高校生になっても、この関数の種類が増え、わかっている物の言い方が複雑になるだけです。やる事は『決まった式にわかっているものを代入』です。
問題が難しくて行き詰った時には何かわかっているものがないかを探し、それをどこに代入するのかを考えてください。そうすればきっとゴールに近付くはずです。
大高校 小山
関数は県立高校受験の数学において最も得点差がつく内容と言っても言い過ぎではありません。それでは、なぜ得点差がつく単元なんでしょうか。。。
理由は簡単です。