鹿児島大学法文学部の合格体験記(小村琉偉さん)

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受験生に伝えたい言葉があります。「一喜一憂するな」という言葉です。この言葉を信じ、最後の模試では730点を取ることができました。2月12日まで、本気で勉強することをお勧めします。

 僕は、操山高校に入った時の最初の順位が出るテストで100位以内に入ることができました。その結果によって僕は高校3年生になるまで、大変な思いをすることになったのです。勉強せずに100位内に入れたことに安堵した僕は「勉強あんまりしなくてもいけるじゃん」と勘違いをしてしまい、それ以降の1年次のテストでは、120位、130位、125位と悪い流れが続いていきました。
 1年のうちは、勉強した分大きく伸びなかったとしても、それほどの差は見られません。しかし、2年生の夏を迎えたころから、勉強をしてこなかったことによる大きな差が見え始めました。130位を最初で取り、夏以降、150位、186位、197位、なんと2年次最後のテストでは、223位を記録し、下から数えた方が圧倒的に早い順位に、メンタルが強いと自負している僕でさえも、流石に焦り始めました。また、それに追い打ちをかけるように、2年生の2月に受ける最初の共通テスト模試で取った点数は、1000点中530点。5割しかとれていないという結果によって、また僕は大きな衝撃を受けました。「本当にこのままだとあこがれの国立大学に行けず、転落人生を歩んでしまう。」と本当に感じた僕は初めてその時勉強への火が付きました。この時の大きな挫折が自分を大きく変えてくれました。その模試以降、高校生になってから初めてのちゃんとした勉強というものを始めました。

 しかし、最初から平日5時間、休日10時間といった勉強をしたのではありません。最初から飛ばしすぎるとキャパオーバーになるからです。平日2時間、休日5時間から始め、"質より量"を重視で基礎固めをして、後々"量より質"に変えたほうが僕のような人にはとても合っていました。

 KLCでは、共通テスト対策講座も始まり、それに一番最初から参加したことが、僕が合格した2つのうち一つ目の効率的な勉強方法でした。やはり最初は何から始めればいいかわかりません。そういった受験生はこの講座を受講するべきだと思います。もう一つの効率的な勉強法は、友達と一緒に切磋琢磨しながら、勉強したことでした。同じ塾に通う三人の友達と、お互いが見える場所で勉強をすることで、怠けようと思っても、勉強している友達を見れば不思議と勉強しようという気持ちになります

 それ以降の模試では、560点、590点を取りました。そして夏休みになりました。ここは受験生の天王山ともいわれ、僕自身も本当にそう感じました。断言します。「ここで、頑張れなかったら必ず落ちます。」ここで、平日4時間、休日8時間に切り替え、本気で勉強を始めました。夏以降の模試では610点、630点、640点、660点。そして、共通テストまであと一カ月半になった12月の模試では710点。しかし、原因不明ですが、その後の高松予備の模試では、585点。ですが、僕は「勉強を今まで頑張ってきた。」と自信があったので、全然落ち込みませんでした。

 受験生に伝えたい言葉があります。「一喜一憂するな」という言葉です。この言葉を信じ、最後の模試では730点を取ることができました。共通テスト前日、ここでは、特別なことをしてはいけません。普段通りの生活をしましょう。そして迎えた共通テスト当日。2日間の試験を終えた後、自己採点をしました。ここで僕は今までの努力が報われました。なんと、798点を取ることができました。この時の嬉しさは、今までの人生で一番といっても過言ではありませんでした。僕は共通テストと小論文の学校推薦を受けていましたが、2月12日に無事、1年生から望んでいた第一志望の国立大学に合格することができました。学校推薦は2月12日に合格発表ですが、2月12日まで、本気で勉強することをお勧めします。操山高校、友達、KLCに出会えたことに心から感謝しています。

基本情報

合格校
鹿児島大学
法文学部
生徒氏名
小村琉偉さん
所属校舎
KLCセミナー 岡山校