筑波大学総合理Ⅲの合格体験記(R.Oさん)
僕が受験生に伝えたいのはこの3つです。①共通テストを頑張ろう ②英語を頑張ろう ③志望大学の2ランク上の大学を志望しよう。
筑波大学の総合選抜理系Ⅲに合格した者です。二次の数学で予定していたほど問題が解けず、不合格を確信していました。そんな中の合格だったので、自分の番号を見たときは驚きました。僕が受験生に伝えたいのは以下の3つです。
①共通テストを頑張ろう
②英語を頑張ろう
③志望大学の2ランク上の大学を志望しよう
①共通テストの配点は思いのほか高く、低い点数を取ると大きなディスアドバンテージになります。共通テストの問題は簡単で、二次試験で点数を取るよりも取りやすいので、点数を取っておけば精神上楽になり、リラックスして二次試験を受けられます。僕は共通テストの勉強を学校の方針よりも早期から始めており、最初の模試より150点くらい伸ばすことができました。
②英語は比較的安定しやすく、本番でも大きな下ぶれを避けることが可能です。大学にもよりますが、結局単語を覚えて、最低限の文法事項を押さえればある程度点数を取ることができるようになります。あとは、演習量を稼いで問題を解く技能力、英文解釈の能力を身に着けていけば、点数が伸びていきます。僕は英語よりも数学のほうが好きで高2の途中までは英語から逃げて、数学ばかりしてきました。でも数学の先生に「英語をやったほうがいい」と言われて泣く泣く、英語の勉強を始めました。単語を勉強したら英文が読めるようになり少しずつ楽しくなってきて、入試本番では結局英語に救われました。はじめは覚えることが多すぎて嫌いになる英語ですが、あるラインを越えたら少しは楽になるので頑張りましょう。
③僕は最初、名古屋に父がいた理由で名古屋大学を志望していました。とりあえず、名古屋大学の勉強を進めており、共通テストが終わった後で志望大学を筑波大学に変更しました。名古屋大学の勉強をしていたので筑波大学の過去問を解くと比較的簡単に感じることができ、二次試験に向けて少しリラックスして勉強することができました。
受験が近づくと焦ってきて、人と比べてしまい落ち込んでしまうこともあるかもしれません。でも、受験本番の点数だけで良くも悪くも結果が決まるので、今までの模試点数は受験本番の日には忘れて、この会場にいる人の中で一番頭が良いと思い込み自信を持って試験問題をオーバーキルしてください。受験が終わり、今までのことを振り返ったとき、結果はどうであれその過程に後悔の無いよう努力してください。
最後になりましたが、家族や友人など支えてくれる周囲の人たちへの感謝を忘れず、受験本番で持てる力を存分に発揮でき合格を勝ち取られることを願っています。
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