D’italia ⑩
中学生の皆さんは定期テストの真っ最中ですね。
計画通りに勉強は進んでいますか？
分からないところがあれば、いつでも質問に来てください！
さて、おそらく英語の苦手な人は、単語を覚えてもすぐに忘れてしまう人が多いのではないでしょうか。結論を先に言いますね。「覚えた単語を使うこと」です。
3月のことになりますが、大阪である集まりに参加した時、イタリア人とブラジル人が来ていました。日本人は私を除いていません。この時、コミュニケーションをとるために使われた言語は何だと思いますか？英語でもイタリア語でもブラジル・ポルトガル語でもありません。日本語です。
海外へ留学した時、日本人は英語が読み書きできても話すことが出来ないため、留学先で日本人コミュニティーへ入っていく人が非常に多くいます。そういった人は、ホームシックになり、日本の価値観で留学先の国を判断するので、あらゆるものを否定し、残念ながら留学に失敗して日本へ帰国してしまいます。
でも、彼らは違います。日本語の能力を伸ばす or 落とさないために、意識して日本語を使うようにしているのです。もちろん、日本語がうまく使いこなせなくて、苦しむことはあるそうです。それでも、毎日欠かさず日本語に触れる努力を惜しまないのです。
英語が苦手な人は、自分は英語が苦手であるという「苦手意識」が先行しています。嫌いであっても、あえて問題を解いてみてください。最初は苦しいかもしれませんが、繰り返しているうちにいつの間にか身についているでしょう。
写真はローマに到着した日に、部屋のドアに張られていたものです。
大高校 香川
