英語が通じる国々③「オーストラリア」

大元校

世界中の多くの国で話されている「英語」。英語を使うことで様々な国の人たちとコミュニケーションをとることができます。今回はオセアニアからこちらの国を紹介します。

英語が通じる国ファイル③ 「オーストラリア」
<基本情報>
・正式名称:オーストラリア連邦 Australia
・面積:約769万2024km2(6位)
・人口:約2300万人
・首都:キャンベラ
・日本の真南にある南半球の国のため、季節が日本とは逆
・先住民はアボリジニ。18世紀後半からイギリス人が移住を開始した。その後、植民地として領有することを宣言し、開拓が進んだ。1901年に独立。政府は白豪主義の政策をとり、白人以外の移民を制限していたが、1970年代に廃止。現在は、多文化社会を築こうとしている。
・東部で石炭、西部で鉄鉱石を多く産出。石炭と鉄鉱石は、日本にとって最大の輸入先

<オーストラリアはどんな国?>
・オーストラリアには、シドニーやメルボルンといった大都市があるので、これらを首都だと勘違いする人が多い。首都はキャンベラ。
・南半球にあるため、クリスマスを夏に迎える。オーストラリアでは、サンタクロースはサーフィンでプレゼントを届けにくる、と考えられている。
・オーストラリアは地理的にも他の大陸から孤立した存在であったため、他の大陸ではみられない、オーストラリア固有の動物が生息している。1日20時間以上寝ているというコアラや、10m以上もジャンプできるという脚力をもつカンガルーなど、ユニークな動物が多く住んでいる。
・オーストラリア北東部に広がるグレートバリアリーフと呼ばれる世界最大級のサンゴ礁地帯は世界遺産にも登録されている有数の観光地。その広さは、なんと、日本列島とほぼ同じ面積で、400種を数えるサンゴ、1500種もの魚類が生息している。世界中のダイバーが憧れる海洋生物の楽園。
・エアーズロック(ウルル)はオーストラリアのシンボル的な1枚岩で、こちらも世界遺産に登録されている。アボリジニの聖地であり、精霊が宿っているとされる。
・ラグビーが盛んな国で、ラグビーオーストラリア代表は「ワラビーズ」の愛称で親しまれている。ワールドカップでも2回優勝している強豪。
・オーストラリア出身の有名人は、ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマンらが挙げられる。
・オーストラリア人は陽気な人で明るい性格の人が多い一方で、マイペースな人が多い。仕事に関して休み時は休む、働くときは働く、ときっぱり決めている。
・オーストラリアは世界的に見ても治安の良い国。
・オーストラリアならではの食べ物としては、パンに塗って食べられ、「オーストラリアの納豆」と呼ばれている「ベジマイト」や、低脂肪で低カロリー、高たんぱく質でヘルシーと言われる「カンガルーミート(カンガルーの肉!)」など独特ものがある
・国土の大部分が乾燥地域であるため、山火事が発生しやすい。近年では、2019年から2020年にかけて大きな山火事が発生した。この山火事は1,000万ヘクタール以上の広範囲に及び、悲しいことに多くの野生動物も犠牲となった。