言葉の力

岡山校

こんにちは、辻です。
 最近ようやく春らしくなってきたかな、と思っていたら、今日は
あいにくの雨です。気温がぐっと下がりました↓↓
 3月の下旬から四月にかけて降る雨のことを「春雨(はるさめ)」というのですが、日本には雨をあらわす言葉がたくさんあります。「時雨」「五月雨」「梅雨」
「俄雨」「村雨」など。英語ではこれらを使い分けることはできません。rainでしかない。それだけ日本人は昔から雨に関心があるということですね。まあ、四季もありますし。言語って、それを使用している人たちの価値観をあらわしています。例えば有名な「もったいない」という言葉。日本人は昔からこういう発想を当たり前のようにしているのです。ほかの国には今までなかったのです。

 話を戻します。
 雨の日は憂鬱な気分になる人が多いですけど、「春雨」というと何か趣深く
聞こえて、同じ雨でも全く違うように見えてきませんか?まあ、今日の雨は
土砂降りなんで春雨のイメージにほど遠いですけど。

 言葉には私たちが思う以上に不思議な力があります。私たちは言葉を通じて考え、世界を見ています。


前向きな言葉を使いましょう。

 何か話が宗教めいてきましたが、、、、普段から同じ現象を違った言葉で表す癖をつけてみましょう。何事も言い方を変えるだけで世界が違って見えますね。


「テストで良い点が取れなかった」→「自分の弱点がたくさん分かった」
「忙しくて時間がない」→「充実した日々を送っている」


などなど。前向きな言葉を使うと本当に前向きになってくるものです。

いろいろと変化が多く、気持ちも乱れがちな季節ですが、ぜひお試しください。