やる気の出し方
勉強、宿題やらなきゃ!でもやる気が出ない~・・・という時、ありますよね。
やる気さえ出れば、僕も/私も絶対成績アップ間違い無し!なのにね。
さて、今日はその「やる気」の出し方について考えてみましょう。
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どういうときにやる気が出るかというと、ズバリ、「
物事が何かうまくいったときに人間ってのは、
実はこれを逆に考えてしまう人が少なくないから、注意が必要です。
つまり、「やる気があるからうまくいく」と考えて、必死にやる気を出そうとして、もがくわけです。
目をつぶって瞑想しようが、自己暗示をかけようとしようが、爆発的なやる気というのはなかなか起こせるものではありません。
例えば、宿題をやる気にならないとします。
こんなときに「やる気、やる気!」「僕なら絶対できる!」とテニスの元プロ選手のM岡さんみたいに何回唱えても、ダメですよね。
どうすればいいかというと、、、
まずは少しだけやってみて「できた♪」「うまくいった♪」
すると、「よし、じゃあ次も」といったように、やる気がどんどんあふれ出てくるのです。
やる気を出そうとして、机の前でウンウンとうなっても、
まずやってみて「うまくいった」
具体的には、
宿題をまず1問だけ解いて、すぐに答え合わせすること。
できていたら「やった!」⇒「よしもう1問!」
もし間違えていたら解答を見たり、それでもダメなら質問したりして、正解するまで解き直し⇒そこで初めて「やった!できるようになった!」⇒「よしもう1問!」
という流れを作ることです。
だから、3ページとかある宿題を全部終わるまで答え合わせしないのは、やる気が出にくい人は絶対やってはいけないことです。成功体験(=できる!という実感)がないまま進むので、できない問題が出てくるたびにやる気は無くなって行きます。泣
やる気が出にくい人は、とにかくまず1問だけやって答え合わせ!
授業の後に自習室で宿題を少し始めてから帰る子がいます。
このやり方なんて、なかなか良いと思いますよ。
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私は長年テニスをやっていますが、ここでも全く同じことが言えると思います。
何か新しいショットや技に取り組んでうまくいったときや、練習をしていく中で変化を感じたとき、、、当然試合に勝ったときなどはやる気がアップしていて、「よしもう1球!」「あと30分!」・・・とさらに練習を積んで上達する絶好のチャンスなのです。
みなさんがやっているスポーツや部活でも同じようなことがないでしょうか?
小さな成功体験が次へのやる気を引き出す・・・このような「成功のスパイラル」を自分で作っていけると良いですね。
倉敷校・前