1あたり量(単位あたり量)★第2回★
その3 距離を分ける問題(未習)
1000m離れた学校に行くのに、歩きやのりものなど、
いろんな方法を試してみようという問題を考えます。
ところで、学校に行くときに大切なことは?
そう「遅刻しない」こと!(^ ^)
8時30分が学校の始業時間で、今は8時です。
さあ、どうしよう。。
(1)車で送ってもらうと、2分で着きます。
まず、8時に出発して2分かかるとすると、
学校につく時刻は
8時+2分=8時2分なので、遅刻はしない。
車は1000mの距離を2分で行くのだから
1000m÷2分=500m/分
(「ごひゃくめーとるまいふん」と読む↑)
つまり1分間あたり500mずつ進んでいる!
(2)自転車に乗っていくと、8分で着きます。
まず、8時に出発して8分かかるとすると、
学校につく時刻は
8時+8分=8時8分なので、遅刻はしない。
自転車は1000mの距離を8分で行くのだから
1000m÷8分=125m/分
(「ひゃくにじゅうごめーとるまいふん」と読む↑)
つまり1分間あたり125mずつ進んでいる!
(3)歩いていくと、20分で着きます。
まず、8時に出発して20分かかるとすると、
学校につく時刻は
8時+20分=8時20分なので、遅刻はしない。
歩きでは1000mの距離を20分で行くのだから
1000m÷20分=50m/分
(「ごじゅうめーとるまいふん」と読む↑)
つまり1分間あたり50mずつ進んでいる!
(4)小さな弟のお気に入りの子供用自動車に
乗っていくと、100分かかります。
まず、8時に出発して100分かかるとすると、
学校につく時刻は
8時+100分
=8時+1時間40分
=9時40分なので、大遅刻だ!!
これは完全に怒られるパターンや!!
しかも帰ったらのりものをとりあげられた弟が
泣いていて・・・母ちゃんにもしかられる・・・
えらいこっちゃ!!(>_<)
1000mの距離を100分で行くのだから
1000m÷100分=10m/分
(「じゅうめーとるまいふん」と読む↑)
つまり1分間あたり10mずつ進んでいる!
ところで、この「m/分」(メートル毎分)って何なの?
というと、のりものの(もしくは歩く)スピード(速さ)
なのですよ。
そう、「/分(まいふん)」の数字が一番大きいのが
速いのりもの、ということなのです。
(1)車 500m/分
(2)自転車 125m/分
(3)歩き 50m/分
(4)子供用自動車 10m/分
一番速いのは、(1)の車ということになるし、
一番遅いのは、(4)の子供用自動車になるよね。
さあ、まとめです!