面積図の努力にまつわるエトセトラ
はじめのころは、文章題を読みすすめ
ながら面積図を書いて、問題文と自分
の書いた図の間を、目線が何度も往復
する感じで面積図が仕上がるような形
になります。
【上達後のイメージ】
問題文の全体をざっと見れば面積図の
全容が頭の中に想像できてしまうので
頭の中の図を、そのまま何も考えずに
ノートに書き出していく感じです。
そう、頭を使っているのは、問題文を
読んで問題の全容と面積図を頭の中に
想像している一瞬だけです。
小6の段階で算数が相当得意な人が、
この状態になっています。このように
なるには、相応の努力や適性が必要と
なります。得意科目としてライバルに
差をつけようと考える人は将来的に、
これをめざしてみるのもいいです。
ちなみにこの差だけで合否が分かれて
しまうことはないと思うので、算数が
苦手な人は無理をしないことです。
他に合否を決めるファクターは山ほど
ありますので。
【まとめ】
① 面積図のメリット・デメリット
メリット:問題の理解が容易になる。
デメリット:図を書く時間がかかる。
② 小5のうちは、①のデメリットのことを
考えるのはやめましょう。算数が得意な人
でも苦手な人でも、小5のうちに思考力の
基礎になる面積図をきっちりマスターする
のがよい。
「私、小5にして面積図不要で…」とか、
おっしゃる人がいますが、ほとんどの場合
小5の学習単元のレベルでどうにかなって
いる状況を得意であると錯覚しているだけ
で、小6になって困るケースがほとんど。
今日から面積図の思考習慣トレーニングを、
はじめてみませんか?
それじゃ、また次回お会いしましょう!
ブロッコリーのサラダをたべて、元気いっぱいに!~
算数研究所 Jason(じぇいそん)
アシスタント うさお(友情出演)