中間テストの攻略!【中1国語】文節を「ネ」で区切っている人へ
あの・人は・このままだと・危険な・目に・あって・しまうかも・しれない。
という文節の分け方になります。
「ネ」を入れて確認を行う方法は簡単ではありますが、確かめる方法が個人の国語的感覚で違和感があるかどうかということなので、言葉の力がない子にとっては判断基準があってないようなものになってしまいます。
では、どのように考えれば良いのかそれは…
「自立語で区切る」です。
文節の中にはこのようなルールがあると考えてください。
・1文節の中には、自立語は一つのみ。
・文節の頭には必ず自立語が入る。
この二つのルールにそって考えることができれば文節は簡単に分けることができます。
自立語とは、単独で意味が分かる言葉です。
国語辞書にのっている言葉と考えてくれれば分かりやすいかもしれません。
例えば、
「この人は、とてもかわいい人だった。」
この文の中にある自立語をみつけていきましょう。この文の意味の分かる言葉を抽出していきます。
「この・人・とても・かわいい・人」になります。
ここでルールにあてはめて区切っていきます。
・1文節の中には、自立語は一つのみ。
・文節の頭には必ず自立語が入る。
「この・人は・とても・かわいい・人だった」と分けることができます。
念のため、「ネ」を入れて確かめてみましょう。
「このネ・人はネ・とてもネ・かわいいネ・人だった」
「ネ」を入れても違和感を感じませんね。
もちろん、正解になります。
このように、二つのルールにのっとりながら文節を分けることはできれば、多くの問題は解くことができるようになります。
しかし、残念ながら国語には自立語かどうか判断しづらいものも多くあります。
そういった知っておくべき知識や考え方はKLCの授業でしっかりとお伝えさせていただきます。それでは、中学1年生の中間テストにむけてしっかりと対策を打ってみてください。