継続は力なり!

大高校

継続は力なり!

いきなり使い古されたことわざを出すとは… と言われそうですが、

日本経済新聞の購読 継続20年!  これを長年継続しています。

大学生の時、就職活動の足しにということで購読し始めたのがスタートです。読み始め当初は、「何を書いているのやら…」ということの連続で、ミーハーな気持ちで読み始めて理解できる代物ではないな、という印象でした。例えば…

“裁定取引に伴う現物株の買い残高は〇週連続で増加した。株価指数先物が先行して上昇した局面で、割高になった先物を売って割安な現物株を買う裁定取引が増えたとみられる…”

なんのこっちゃ…

どの記事とどの記事が関連しているのか考え、連発している経済用語の意味を調べ、自分の言葉で置き換えられるように考え… などなど悪戦苦闘していました。

そのうち、当初こそしんどかった経済用語の読解も今では分からない記事はありません。

継続は力なり!

さらに慣れたからこそ気づいたこととして、見出しの大きさや位置や何面で扱うかで出来事の意味やインパクトを読み取ったり、記事の締めのコメントに記者が思う方向性を読み取ったり、連載記事の内容から時代流れの変化を感じたり… 居ながらにして世界の動きにアンテナを張れる新聞は最高のメディアだなと実感することしばしば。

学習面の効果を考えると、国語の読解力が勝手に上がったと実感することもしばしば。

だからこそ、生徒の皆さんには声を大にして言いたい!
「継続は力なり! 嫌な勉強も続ければ必ず血となり肉となる!」と

しかし、平易な小説だけ読んでいても、説明文を読解する力にはあまりつながりません。小中高生が長くて難解な「説明だらけの本」を読むのは難しいので、

“国語で扱う程度の長さの文章をたくさん読んで知識を蓄積する”ぐらいは心がけましょう! そのための塾の授業ですよ!

すぐには効果は出ませんが、必ず自分の血となり肉となります! がんばろう!

大高校 井上