岡山大学工学部の合格体験記(岡山芳泉高校卒K・Yさん)

合格体験記,大学受験

通塾を通し、自分にあう勉強スタイル・合格戦略と向き合った6年間

 私は中学1年生になる前に春休みに兄の誘いにより入塾しました。当時、通っていた公文で英語を習っていたため、英語には得意意識がありました。中学生の時、特に苦労したのは数学でした。学年が上がるにつれて難しくなる科目なので、しんどい時期もありました。しかし、塾と学校という同じ内容を2回勉強するという方法が自分に合っていると気づき、3年間続けることで徐々に数学が好きになり、得意科目の1つになりました。

 そして、高校受験が迫った中学3年生の頃は、夏が終わると、自習室で勉強することにより、岡山芳泉高校に合格することができました。そして、高校に入学した当時は、部活と課題と塾の両立ができず、部活を辞めたい、塾を辞めたいという考えもありましたが、最終的に高校2年生の頃に学校を辞めたいとも思いました。ですが、私が辞めずに済んだのは友達の存在と自分が行きたいと思う大学があったからでした。

 まず、部活を引退するまでは進研模試でどの教科も偏差値65をとることを目標としていました。点数や偏差値を明確に定めることも、勉強のモチベーションを保ち続けられる1つのポイントでした。そして引退してからは自習室に毎日行き、平日は5時間、休日は10時間以上勉強することを決めていました。しかし自分の身体に異常が生じ、入院する生活が続き、本格的に勉強を再開できたのは11月上旬でした。その時は、岡山大学の学校推薦に出願していたため試験本番まで1ヵ月しかありませんでした。まず、化学では自分が得意としている部分と苦手意識がある部分を分け、苦手分野を無くすようにしました。時には、友達に本番と同様の形式で問題を出してもらい、答えられない所はチェックしてその日のうちに確認するようにして勉強していました。岡山大学の化学・生命系は特に有機化学を1つの大問として出しているので、有機分野は暗記し、少しひねった問題が出されたときにも対応できるように復習したり、学校や塾の先生に聞き、勉強していました。もう1つの教科である英語では、共通テストの勉強も兼ねて、英単語は毎日1時間勉強していました。

 本番では、英文が配られ1分間で黙読し、その後和訳するという形式でした。なので、授業などで扱う長文を4文程度に分け、時間をはかり、訳をするという練習を何度もしていました。面接では、担当の先生の他に自分から頼んで練習してもらったおかげで合格することができました。

担当講師からメッセージ
高校生活が始まって部活や学校生活で毎日忙しそうにしておられたKさん。課された課題はいつも、誰よりも丁寧に取り組んでいましたね。自分の間違い、不足している部分にきちんと向き合えるところは本当に素晴らしかったです。推薦入試も丁寧な準備をして見事合格を勝ち取れました。おめでとうございます。Kさんの丁寧な仕事は大学入学後の勉強・研究でも間違いなく良い成果を実らせることと思います。今後の飛躍に期待しています!

基本情報

合格校
岡山大学
工学部
生徒氏名
K・Yさん
所属校舎
KLCセミナー 芳泉校
出身校
岡山芳泉高校
入塾時期
中学1年生