庭瀬BGMを新しくしました!/物事の上達の秘訣

2024年3月10日庭瀬校

みなさんこんにちは!
気づいた人もいると思いますが、今週から庭瀬校の受付で流れるBGM&動画を変えました。

この動画は、私たちKLCセミナーと同じ会社で関東にある「創研学院」(そうけんがくいん)で作った受験生応援動画です。



真剣に頑張っている生徒たち、合格に喜ぶ生徒たちの表情が素晴らしいです。
庭瀬校のスタッフ全員、思わず胸が熱くなります。
横に流れる言葉(テロップ)の数々も、受験生に限らず、頑張った経験のある人なら誰でもうんうんとうなずいてしまうものではないでしょうか。

これです。よかったらぜひのぞいてみてください。
↓↓↓
創研学院 中学受験2023 『 輝く未来への扉、一歩目の感動 』 (youtube.com)



上の動画に関連して、今週の小中高の受験クラスの授業で話したことを紹介させてください。

すべて物事の上達の秘訣は、
 愚直な反復練習に尽きる。

これです。


「愚直(ぐちょく)」とは、「愚か」(おろか)という字が入っているので、一見いい意味に見えないのですが、実は「正直で一途なことやその様子」という意味です。コツコツコツコツと真面目にやるということです。



突然ですがここで、
大リーグの大谷選手や、先日世界卓球で中国をあと一歩まで追い詰め世間を賑わせた選手たちのことを想像してみましょうか。
彼ら、彼女たちプロ選手は基本的な技は当然ものにしています。身体も出来上がっています。
じゃあ基本的な練習をしないかというと、そんなことはなく、ランニングや基礎トレーニングを必ず毎日やります。
だからこそのトッププロなのです。



愚直な反復練習に時間を惜しまない人は、属する集団の中で異彩(光)を放ち、誰からも一目置かれるようになる。

逆に反復を嫌がり怠る人は、その集団の底辺に向かっていく。



これはプロスポーツの世界に限らず、
勉強でもアマチュアスポーツでも仕事でも、すべての分野に共通する【人生の真理】です。


スポーツや音楽の世界で、コーチに教わって1~2回練習しただけで試合本番で通用する訳ありません。

同様に、
勉強の世界で、先生に新しい内容を教わって1、2問解いただけでテスト本番に通用するでしょうか?

・・・そんなに甘くはないですよね。

勉強ならば、できなかった問題を先生に教わるだけで満足してはいけません。
理解した後で、繰り返し反復練習をし、問題を見ただけで、解き方がパッと頭に浮かび、スラスラと解ける状態になるまでして初めて本番(テスト、受験)で戦える力がついたと言えるのです。


結果よりも、その過程が大事とも言えます。


大人の世界、仕事の世界になると、売り上げとかお客様の数とか結果を求められる場面が多くなるのですが、その結果よりも結果が出るまでにどんな日々を過ごしたか、どんなやり方をしたかが大事なのです。

結果(点数)がいい人/いい会社やいいお店というのは、前向きで良い考え方の元、いい過程、いい反復練習を愚直にやっているものです。
(私の経営コンサルタント経験(かれこれ20年前)からも間違いありません。)


結果や点数だけを追い求め過ぎると、間違ったことをしてしまいがちです。
楽を求めて手抜きしたり不正に走ったり・・・。
そんな考え方では真の実力がつくはずもなく、当然、結果が上がってくることもないです。



今年の庭瀬校の新小6受験クラスの子たちの反復練習は、まだ新学年が始まったばかりだというのに、はっきり言って<ものすごい>です。私の感覚ですが、通常ですとだいたい6年生の9月くらいの取り組み状態を3月にして、すでにやってくれています。

昨日、受験クラスの6年生から受けた質問は、「反復を完璧にするためにもっと時間がほしい。いかに時間をうまく使えばよいか」「習い事と勉強の両立や取捨選択はどうするべきか」といった内容でした。この1週間で全教科のチェックテストでほぼ満点合格を果たした子たちからの質問でした。

普段から上のような話を授業の合間などによくするのですが、その意味を本当にしっかりと理解してくれているのだと思います。



良い結果とか、高い点数が欲しい、目指している人へ

何よりも、反復練習(=過程)の質を高めていくことこそが、自分を高めていくたった一つの秘訣です。

では!
              庭瀬校 前